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2017年6月9日

「風が吹けば桶屋が儲かるの理 〜その一手間がエネルギー効率をかえる〜」のご案内

関東地方も
いよいよ梅雨入りしたようです。

しかし天気予報を見ると、
昨日は雨が降ったものの、

しばらく雨マークがなくて
初夏の心地よい日和が続く模様、

うれしい反面、
やや拍子抜けしております。

なんだか最近、
梅雨よりも九月のほうが
雨の日が多いと感じます。

さて今回のご案内は、
今年度3回目の鎌倉エネルギーカフェです。

今回お話しいただくのは、
会場の主でもあるたなか牧子さん、
昨年に引き続いてのご登場です。

昨年は
段取りを整え、一手間加えることで
暮らしを効率化することができ、
それが結果的に省エネにつながる、
という内容を
実例を交えてお話しいただいたのですが、

さすがかつて
日々教壇に立っていた牧子さん、

お話が切れ味鋭くテンポよく、
しかも内容がとても分かりやすく、

参加者の皆さんから
たいへんご好評をいただきました。

そこで今年度も少し視点を変えて、
牧子さんにお話をいただくことになった次第です。

今回も楽しく、ためになること間違いなし!
ぜひご検討のほど、よろしくお願いいたします。

■2017-18 第3回鎌倉エネルギーカフェ
風が吹けば桶屋が儲かるの理 〜その一手間がエネルギー効率をかえる〜
日時:17.07.09(日) 15-18時
会場:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
講師:たなか 牧子(染織家)
会費:1,000円
定員:20名
持物:筆記用具、持ち寄りおやつ(可能な範囲でOKです。)
お申し込み
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
080-5467-8701(日高)

・・・・・・・・・・

今後の鎌倉エネルギーカフェの予定
17.08.11(金・祝) ソーラークッキング
17.10.09(月・祝) クリまつり!
17.11.23(木・祝) ロケットストーブ
18.01.21(日) でんきないとかふぇ
18.02.12(月・祝) 住まいと暮らしとエネルギー

2017-18鎌倉エネルギーカフェチラシ案OL

2017年6月8日

文化の種蒔き十周目

地元の中学校で
「ふれあい体験活動」という
学習プログラムの一環で
特別体験授業を行いました。

今年で何回目かな、と数えたら、
ちょうどキリよく10回目でした。

気候風土に根づく建築のこと、
建築、ものづくりのの楽しさを
子どもたちに伝えたいと思い、
当時の校長先生に掛け合ったところ、

まさか既に中学校で
こんなすばらしいプログラムが
あるとは知らず、

その存在のおかげで
トントン拍子に想いが実現したとき
夢のようでした。

またこの取り組みがきっかけで
様々な地域活動にどっぷりと(笑)
深く関わることになるのですが、

それらの活動を通じて
地域の中でいただいたご縁は
私のタカラモノの一つです。

さて、今回は11名の子どもたちが
参加してくれたのですが、

当時の夢のような気持ちは、
十年経っても
子どもたちを前にすれば
変わりません。

しかもこのプログラムは、
生徒は十数講座あるから
一つだけ選ぶことができるのですが、

今回はとくに
授業を受けてくれた生徒の中に
なんと過去に建てた家の
建主さんの子どもが二人いて、

十年目という年月を感じました。

しかもこうして中学生に成長して
この講座を選んでくれるなんて
とてもうれしかったです。

その他にも
ノコギリやインパクトを手にして
「やべー楽しい」を連発している子がいて、

「種蒔き」により
この先芽を出すのではないかという
手ごたえを感じたりもしました。

この先何周でも
バテずにずっと続けていきたい
取り組みの一つです。

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2017年6月4日

エネルギーからミソへ

今年度二回目の鎌倉エネルギーカフェ、
「エネルギーがつなぐ市民と行政の輪inカジュアートスペース」
を開催しました。

昨年度同様、
澁谷毅さんをお招きしてのお話し会、

しかし澁谷さんは、
エネルギー施策担当部署から
別の課に異動となってしまったのですが、

元担当という立場で
快く引き受けてくださりました。

気さくで融通が利く、
これだけで行政に対して
好印象です。

一方、実は今回
私の告知が遅かったこともあり、
参加者がとても少なく、

せっかく来てくださる澁谷さんには
申し訳ないことをしたのですが、

少なかったぶん、
お話の途中でも質問や意見が飛び、

エネルギーだけではなく
まちづくりやゴミ処理の話題など
たくさんのお話ができて
内容がより深いものになったと思います。

こうした話題は
たまに知り合い同士の
お茶や酒の場で出ることも
あると思うのですが、

その場に一人
行政の方がいるというのがミソで、

やっぱり行政の方は法規に詳しく、
またものごとを複眼的に見ることができるので、

ふとしたアイディアを実現しようとした時に
本当に頼りになるなあと思いました。

行政は行政で、
私たちからこうした気さくな交流の中で出てくる
時に突飛もない「ふとしたアイディア」が
ヒントになったりすることも
あるのではないかと思っています。

ところで「ふとしたアイディア」と言えば、
今回最後に「これやろう」と盛り上がったのは、

エネルギーの話からなぜか
「鎌倉味噌」を作ろう、という話。

鎌倉の空き家や遊んでいる土地に
大豆を撒き、

塩は
目の前の海から汲んできて作り、

みんなでロケットストーブを作り、
それと薪で大豆を煮て、
みんなでコネコネ、

その後は鎌倉のそこらじゅうにある
「やぐら」で保管し熟成、

あー、やりたくなってきた!

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いつものように
カフェも楽しみました。

さあ次回は7月9日。

前回も大好評だった
たなか牧子さんのお話です。

2017年6月2日

鎌倉は邸のカキシブ隊(初回)

カテゴリー: 新築の仕事 鎌倉は邸

これまで改修の仕事が多かったこともあり、
大工が刻む吉岡木材で久々のカキシブ隊。

なつかしさとともに、
木に愛情を注ぐこの作業は
やっぱり好きだな、
と思いました。

作業途中に
このカタチはなんですか?
という質問が飛び、

そのたびに
「これは追っ掛け大栓」とか
「これは台持ち継ぎ」とか
答えていましたが、

私もきらくなたてものやを始めた当初より
カキシブ隊を通じてたくさんの継手・仕口に触れ、
おのずとそれらを覚えることができました。

現場で湧き上がる好奇心は、
やはり生きた学びにつながります。

さらにノルマを達成した直後の
爽快な達成感。

塗り終わった材木を
積み終えた瞬間、
心からの歓声と拍手が
起こりました。

やっぱり好きだな、
この作業。

次回は6月21日。

梅雨入りしていると思いますが、
晴れるといいな。

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2017年5月29日

「きらく」が浸透

南側開口部の
改修工事が大詰め。

「真打」として
建具と硝子が入りました。

ここもおなじみ
夏の間安心して通風できる
「きらくな網戸」。

鎌倉でこれを見たら、
「あ、きらくなたてものやの仕事ですね」
と言ってもよいほど、
浸透してきました(笑)。

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2017年5月27日

きらくなえんにち開催

カテゴリー: イベント

「ふかふか」にて、
きらくなえんにち開催。

初の試みでしたが、
たくさんの方々にお越しいただき、
ありがとうございました!

子どもたちや若者たち、
あるいはお母さんたちを相手に、

銅板画、四寸角のペン立て作り、
まな板削り、包丁研ぎ…、

職人一同おもてなしを
させていただきました。

今回を皮切りに、
ふだんめったに触れる機会のない
職人たちとの接点の場を、
今後も作っていこうと思います。

終了後、
ふかふかの方たちが
とってもおいしい料理で
慰労会を開いてくれました。

「ふかふか」は身も心も
「ふかふか」になる場所です。

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こんなにたくさんの人たちの
人たちが来てくれました。

板金屋の手ほどきで
銅板に釘で
模様を付けているところです。

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多くの人は、
表札を作っていました。

「ふかふか」も!

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大工の藤間さんは、
四寸角でペン立て作りの手ほどき。

スペシャルバージョンで
横に消しゴム入れを作りました。

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カンナでまな板削り。

思いのほか
たくさんのまな板が集まりました。

きれいな木目と
木の香りがたって

母さんたちが
とても喜んでくれました。

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大家さんの大工さんが
包丁研ぎの手ほどき。

本来ならば騒がしくしてしまい、
大家さんにご迷惑を
おかけしかねない企画でしたが、

むしろ親切に熱心に
取り組んでくださり、
とてもうれしかったです。

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イベント終了後は、
「ふかふか」のお母さんたちによる
おいしい料理で
慰労会を行ってくれました。

2017年5月26日

サクラを料理

カテゴリー: 新築の仕事 狭山こ邸

狭山こ邸の地鎮祭のあと、
岡部材木店の土場へ。

そこでは大工が
狭山こ邸の刻みを始めています。

小屋梁で使う
曲がりの大きい立派な太鼓のサクラが
横たわっていて、

これが頭上に架かると思うと
今からワクワクします。

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雨降ってかえって

カテゴリー: 新築の仕事 狭山こ邸

狭山こ邸にて。

今日は現場で
地鎮祭を予定していましたが、
あいにくの雨。

いちおうテントを用意して、
少々濡れながらの地鎮祭を
覚悟していましたが、

急きょ神社の社殿で
執り行うことにしました。

場所は狭山の八幡神社。

ここへ着くなり、
神社ならではの
緑豊かで荘厳な場で
できると思うと、
気分が高まりました。

またカシラも
参列したのですが、

カシラの娘さんが
偶然十数年前に
ここで結婚式を挙げたらしく、

とてもうれしそうに
そのことを話してくれました。

雨降ってかえって
よい地鎮祭となって
よかったです。

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2017年5月20日

初夏のきらくなのうえん隊、午後はたけやぶ

午前中お日さまの下で、
たまねぎ畑で収穫作業をした
きらくなのうえん隊は、

午後いつもの竹林に入り、
枯れた竹を整理する仕事を
行いました。

予定にはなかったのですが、

たまねぎのほうは
人がたくさんいたのと、

今のうち少しでも
竹林に手を入れることで
秋冬に竹伐りを
しやすくするためです。

こうして
やることにあふれているというのも、
この場所が楽しい理由の一つです。

さてその竹林ですが、
午前はお日さまの下に
ずっといただけに、

基本的に日影になるので、
それだけで涼しいです。

作業としては
たまねぎ畑よりも
重労働かもしれませんが、

身体全体を使って汗を流し、
ばりばりと‘開拓’するのは、
とても気持ちがいい!

周りに人がいても、
そのうち無言になって、
無心の‘瞑想’状態。

あっという間に3時になり、
あっという間に帰るべき時間になりました。

そして仕事していたあたりを振り返ると、
作業前は枯れた竹が折り重ねっていた‘竹やぶ’が、
風の通る‘竹林’に生まれ変わっていました。

竹林に入るたび書いてますが、
全身で感じるこの達成感が
心地よいです。

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作業後。

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作業前。