はなで感じる春
今日は春一番が
吹いたようです。
春一番が吹く日、
この辺は海が
近いからでしょうか、
何となく磯混じりの
香りがして、
これが自分にとって
春一番の香りです。
そういえば今日出先で、
ロウバイの花が
真っ盛りでした。
春は一気に
香りが豊かになりますが、
それと引き換えに、
昨日あたりから私のハナは、
故障し始め(笑)、
紙が手放せなくなりました。
これも春の風物詩の
一つではあるのですが、
初夏の頃までの
辛抱です。
今日はエネルギー施策の
勉強会に参加するため、
東京の新橋に行ってまいりました。
去年一年間、
秋葉原の現場に
通いつめましたが、
秋葉原は普段着の観光客も多いためか、
大きなにぎやかなまちに来た、
という印象でしたが、
新橋は男も女も
スーツ姿の人しかおらず、
なんだか久しぶりに
「おのぼりさん」の気分でした。
勉強会の話は、
話の半分くらいしか
よく分かりませんでしたが(笑)、
普段鎌倉では
めったにお目にかかれないであろう
人たちのお話を聞けて、
それはそれで面白かったです。
しかし何よりも
気分が盛り上がったのは、
建築金物の老舗、
堀商店のショールームが
直近にあったこと。
勉強会が終わるやいなや
ここへ駆け込み、
金物を物色しては
これ今度使える!
というものを発見して
さらに気分が盛り上がり、
たまには「おのぼりさん」も
いいものだ、と気分をよくして、
帰りの東海道線に
乗り込みました。
電車に乗って出かけると、
じっくり本が読めるというのも、
いいですね。
子どもたちが放課後集う
‘ふかふか’にて。
ロフト部の手摺が取り付いて、
土間に入った時の印象が
格段に変わりました。
日本的な装置の格子は
空間を引き立てます。
地元の中学校で
職場体験の発表会があったので、
行ってまいりました。
きらくなたてものやも
2名の中学生を
受け入れたので、
そのうちの1名が、
その時学んだことや感想を
発表してくれました。
学んだことや
私の発した言葉を
一語漏らさず
聞いてくれていたようで、
実に見事に
発表してくれました。
またこの学年には、
産まれた時からよく知っている
息子のような存在の子もいて、
彼の発表も
聞くことができたのですが、
なんだかとても
立派に成長していて、
目頭が熱くなりました。
こうして地元の中学生たち向けの
職場体験や体験学習、
またラグビースクールの
コーチ業を通じて、
いくつかまちの中で
子どもたちとの接点を
いただいておりますが、
こちらが与えていることよりも
多くの何かをいただいているような
気がします。
本当に子どもは
まちの宝です。
きらくなたてものやの所員を
期間限定(17.04-18.03)で
募集いたします。
きらくなたてものやの事務所は、
約5帖しかない場所のくせに
そこに現場で余った木や竹などを
いつか使うことがあるであろうと
置いていることもあり(笑)、
3名までしか仕事できる環境にありません。
しかしそのうちの1名が
来月から約1年間産休に入るため、
その期間のみ一緒に働いてくれる方を
募集することにいたしました。
期間限定でたいへん恐縮ですが、
現場や職人たちと交わり、
また素材の源流を
訪れることも多いので、
仕事を通じて
一年間木造について
濃密に学ぶことができ、
近い将来、
木の建築を自分の道にしたいと
考えている方にとっては、
よい機会なのではないかと思います。
ご興味のある方は
まずは当事務所までご連絡いただき、
直接面談のうえ採用を
決めさせていただきます。
また現場や山などに行くことが多いとはいえ、
仕事の中心は図面作業ですので、
CAD(ベクターワークス)を使える方が
うれしいです。
それでは皆さまご検討のほど、
あるいは心当たりのある方に
ご紹介いただきますよう、
何卒よろしくお願いいたします。
【お問い合わせ】
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701
立春から
一週間余り。
空気はまだ
きりりと冷える日も多いですが、
春の兆しを目にすることも
増えてまいりました。
今日も日なたは
あたたかいですね。
さて今回のご案内は、
茅ヶ崎リベンデルで季節ごとに開業する
「茅ヶ崎おきらく食堂」です。
「茅ヶ崎おきらく食堂」とは、
文字どおり、
きらくな人たちと空気に満ち満ちた(笑)
料理会と会食ですが、
太陽の熱をフル活用した
ソーラークッキングと、
薪や木っ端を効率よく使える
ロケットストーブで、
目の前にある農園の食材を活かして
精進料理を作るという、
まじめにエネルギーを
テーマにしたものです。
ゆるりと流れる時間の中で
きらくに自然の恵みを感じに、
そしてそれが
おいしい、楽しい、
ということを感じに、
皆さまぜひいらしてください。
■2017向春の「茅ヶ崎おきらく食堂」
日時:2017年02月25日(土)10-14時
場所:リベンデル(茅ヶ崎市矢畑183)
http://rivendel.jp/
会費:1,500円
(リベンデル会員:1,000円)
【お問い合わせ・お申し込み】
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701
現在五周目の
鎌倉エネルギーカフェですが、
その五周目も
ついに最終コーナー。
トリを飾ったのは、
今や名物講師の一人、
佐野武さんと大野右子さん。
オイルランプから始まった
鎌倉エネルギーカフェでのお話は、
これで四回目を数えます。
佐野さん大野さんの話は、
回を重ねて
面白いというウワサが広まっているのか、
今日は久しぶりの満員御礼、
カジュアートスペースの畳の間が、
人で溢れかえりました。
その佐野さんたちのお話ですが、
エネルギーを広い意味で捉え、
暮らし全体にわたるお話を
曜日の日月火水木金土の順に
お話をいただきました。
どれも興味深い話でしたが、
時間に気を遣ってか、
さわりだけに留まるお話も
多かったので、
今度はまた
一つ一つに突っ込んだお話も
お聞きしたいと思いました。
また、
揚げ物の廃油などを使える
オイルランプの話は、
みんな興味津々。
そのへんにあるもので、
温もりを得られるというのが
とてもいいと思います。
ぜひ皆さんなりの工夫と知恵で
活用してみてください。
そしてお話の最後は、
恒例となりました
百年も前に作られた
アコーディオンの演奏。
アコーディオンの
心温まる音もさることながら、
佐野さんがいつも
楽しそうな顔で演奏する姿が
印象的です。
楽しそうな顔がある場所は、
エネルギーに満ち溢れているということを
言葉ではなく身体全体で
表現してくれているような
気がしました。
私たちも楽しい気分が乗り移って、
そのままエネルギーカフェ自慢の
カフェタイムに移動。
みんな輪になって
持ち寄りおやつを囲み、
楽しく、おいしく、
交流を深めました。
これで五周目は一区切り、
楽しい、おいしいだけで
終わらせないようにする
必要はあるのかもしれませんが、
しかし楽しい、おいしいの中に
たくさんのヒントがあると考える私は、
近々六周目も
企画し始めていきますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
ご覧のとおり、
久しぶりに溢れんばかりの
人、人、人。
オイルランプに
火を灯す。
お話の最後は、
アコーディオンの演奏。
昔の工芸品は、
本当に美しいです。
おいしいおやつに囲まれて
幸せなひとときでした。
何しろ竹を伐る時期は、
10月から立春までの
下弦の月から新月までと
決めているので、
先週は週のうち
三回竹を伐ったのですが、
伐るだけ伐って、
玉切りや残材整理などが
残っていたので、
今日その作業を
行いました。
まだまだ
竹林に手を入れたいところですが、
それでもこの三日間で、
竹林に光が射すようになり、
この景色を見るだけで
達成感と喜びを感じます。
そして、
竹も9尺の長さに玉切りをした状態で、
約700本調達することができました。
場が美しくなり、
材も手に入れられるたけきり隊、
どっかから竹を買うなんて
もったいないです(笑)。
さらにうれしいことに、
三日間+今日も含めて、
たくさんの子どもたちが
活き活きと仕事してくれました。
それは竹を伐るという
直接的な仕事だけではなく、
仕事している人たちを
応援してくれたり、
にぎやかで楽しい
雰囲気を作ってくれたり、
子どもたちの存在は
本当にうれしかったです。
竹を片付ける仕事は
まだまだたくさんあるので、
近々また子どもたちとともに
野良仕事を楽しみたいと思います。
竹林にひかりが射す
この光景を見ると
本当に感慨深いです。
みかん山の急斜面から
子どもたちが
竹をえっちらおっちら
運んでくれました。
今日の成果。
大工の北さんのところへ
無事出荷。