大きなクリの食器棚
鎌倉は邸にて。
大きなクリの食器棚が
厨房に取り付きました。
…とあっさり書きましたが、
私の採寸のせいで
ホントちょっとの差で
所定の位置に納まらず、
だいぶ大工に手を入れてもらって
やっとこさ納まりました。
苦労が目に浮かぶだけに
余計このクリの板が輝いて見えます。
今日は一般の参加者2名に加え、
逗子から柏まで、
フリースクールここだねの面々が
‘遠足’に来てくれました。
建主さんの子どもたちと
ここだねの子どもたちは
既に仲良し、
なんだかもはや
家族ぐるみでお付き合いのある
親戚のようでもあります。
だからみんなが到着すると、
現場は和気あいあいな空気が
流れ始めました。
大工の藤間さんも
子どもたちが安全に作業できるように
現場を準備してくださいました。
作業のほうは、
ここだねの子どもたちが
よく働いてくれたおかげで
壁7枚完成、
9枚は1/2作業、
つまりなんと11.5枚分
進んだことになります。
しかも、
割竹がほとんどなかったので、
竹を割るところから、です。
ずーっと黙々と
竹を所定の長さに切る子、
大人たちと一緒に
竹小舞に励む子、
小さな幼子の
面倒を見る子、
自分なりに
自発的に役割を求めて動き、
子どもたちの確かな成長を
感じた一日でした。
今日のお昼ごはん。
今日の参加者と同じように
色合いが鮮やかでした。
学童保育施設ふかふかにて、
不登校のその先 君たちはどう生きるか
~大人が未来を描くために~
というお話し会を
開催しました。
お話しいただいたのは、
長年鎌倉で不登校や引きこもりの子どもたちの
支援活動を続けてきた滝田衛さん。
滝田さんとは、
西鎌倉地域教育懇話会の活動を通じて知り合い、
懇話会では毎年のように
お話をいただいているのですが、
滝田さんの風貌のように
いつもお話の内容があたたかく、
もっとたくさんの方々に
聞いてもらいたい、
と思っていたところ、
他の方から
滝田さんのお話を聞きたい!
というご要望をいただいて、
ふかふかで実現する
運びとなりました。
滝田さんのお話しを要約すると、
寛容、ということになるのだと思いますが、
最後に語ったお話が、
その場にいた大人たちに
光と勇気を
与えてくれたような気がします。
そのお話しというのは、
まずは自分自身が
人生を楽しむこと、
えがおあふれる日々であること。
その背中を
きっと子どもたちは
見ている。
まさに共感、
まさにきらくなたてものやが
心がけていることです。
あんまり行き過ぎると、
私のように身近な人たちに
犠牲を強いることになるので
要注意ですが(笑)、
みんながきらくに
楽しいこと、
気持ちいいことに
すなおな暮らしが
展開できると
いいなと思います。
これからも
きらくなたてものやとして
きらくな暮らしの普及活動に
努めてまいります(笑)。