滑り込みセーフ
明後日狛江で
地鎮祭なのですが、
明日は建前なので、
今日の夕方、
小田原まで竹を
伐りに行きました。
夕方、といっても、
竹林に着いたのは
18時20分の日没後。
しかしそこは
勝手知ったる(笑)竹林、
光が乏しくても、
頃合いの竹を4本調達。
とはいえあと15分遅かったら
やばかった。
滑り込み
ぎりぎりセーフです。
そんな日は、
なんだか今日は
よい一日だったと
いう気になります。
鎌倉浄明寺は邸にて。
今週末に建前を控え、
今日敷地に材木を搬入。
いつもでしたら、
敷地の横にトラックを付けて
次から次へと
降ろせるのですが、
今回は道路から
標高約6~7mの高さを
階段と坂道を使って
揚げていかなければ
なりません。
労力と手間を考えると
材木屋から荷揚げだけで
20~30万円ほどかかるかも、
とのことだったので、
建主さんと相談の結果、
自分たちで
揚げることにしました。
とはいえやはり
相当な重労働。
いつもは
きらくな○○隊なんて
名付けて作業しますが、
今日はぜんぜん
きらくじゃありません(笑)。
平らな場所だったら
何てことないと思う重さでも、
階段と曲がり角と坂道は
やはり足腰に堪えました。
それと握力。
今日にかぎって
手袋を忘れてしまい、
素手だと少しずつ滑るので、
余計に力が入ってしまいます。
なので最後のほうは、
手首に乳酸がたまっているのが
よく分かりました。
それでも終わらない仕事は
ありません。
今日のノルマは、
2階床梁と小屋梁の一部、
柱と通し貫でしたが、
夕方5時半には、
全てを揚げきることが
できました。
叫びたくなるほどの
達成感。
やっぱしこういう仕事
好きだなあ。
作業の合間に
この景色を眺めながらお昼寝。
昨日夜遅くまで
集まりがあったもので睡眠不足、
ついお昼寝してしまいましたが、
とても気持ちよかったです。
鎌倉浄明寺は邸にて。
この家の壁に使う土は、
まさに現地の土。
粘土ですが、
小石や根っこなどが
たくさん含まれているので、
全ての土を
大きなふるいに通しながら
作っています。
先週もたくさんの方々が
がんばって作業してくれましたが、
それでも足らなさそうだったので、
急きょ今日の午前に
作業することにしました。
午後は元々
打ち合わせを予定してたため、
午前だけだったのですが、
理論的に
あと何回通せば
予定の量までいける、
なので午前だけで大丈夫!
と思っていたところ、
あれ予定どおりに
かさが増していかない…、
積んであった土の山は
みんながんばって
順調に減っているのに、
気持ちは焦るばかりでした。
後で考えてみたら、
前回までは
水の量が多かったので、
その水に土が‘溶けて’
土と土との細かい粒の間が
密になっただけなのかな、
と推測しました。
しかし土の量が
増えていることには
間違いなく、
徐々に徐々に
膝が隠れるところまで
達していきました。
予定の時間となったので
作業は強制終了となりましたが、
ま、なんとかなるかな。
ご協力いただいた皆さん、
地道な作業を
どうもありがとうございました!
鎌倉浄明寺は邸、
三度目にして最後のカキシブ隊。
そして三度目にして
初めてお日さまのもとでの作業。
やはり日が照ると
強烈に暑く、
ゴム手袋は
汗で蒸れ、
休憩時に手袋を外すと、
長風呂に浸かった後のように
指の先がふやけていました。
こんな日は
作業効率が落ちてしまいますが、
しかし今日も
建主さんの友人であり、
将来のきらくな建主さんでもある
ご家族が手伝いに来てくれて、
無事明るい時間に
作業を終えることができました。
あー今日も
働いた。
こんな日に食べるアイスは
格別です。
早く終わりたいので(笑)
最後は子どもたちも
一生懸命手伝ってくれました。
動機は何にせよ、
わずかな時間でも
こうして少しでも関わるという体験を
大事にしたいと思います。