月末節目
武川の古民家にて。
今日は厨房家具の取付。
厨房が取り付いて
長い長い大工仕事が一段落。
来月からは、
タイル、左官、建具、設備、電気…と、
完成に向けて目まぐるしく
職人たちが出入りすることになります。
小田原あきさわ園加工所にて。
こちらは先週‘ご開帳’。
心地よい春の空の下で
黒壁が映えていました。
建物の中は
送り出すために、
昨日から所員たちが大掃除。
着々と
ゲンバからイエへと
移行しています。
基本的にはのんびりと
子どもたちを育ててきましたが、
いや、育ててきましたが、と書くのも
ちょっと当てはまらないような気がするので、
子どもたちと過ごしてきましたが、
にします。
そんな中でも
一貫してヨメが貫いてきたことは、
毎日夕ごはん作りに
力いっぱい向き合ってきたこと。
自分が食べたいからも
あるかもしれませんが、
仕事から帰ってきて、
そんな気合入れて
おかず作らんでもええやん、
と思うほど、
質も量も
充実した食卓の日々を
過ごしてきました。
そして私も、
一貫して貫いてきたことは、
自分が食べたいからも
ありますが、
おいしいと思える食材を
手に入れること。
具体的には約15年間、
自然農法による農作物を
購入し続けてきました。
実は数日前、
いつも食べているお米が
米びつの底をついたので、
別のお米の袋を開けました。
それを知らずに
その日のお米を食べたムスメは、
「あれ、お米変えた…?」。
やっぱりいつも食べているお米を
気に入ってくれていたようです。
日常は仕事、
週末はラグビー、
自分の子どもたちのために
どこへ出かけるわけでもなく
なかなか時間もお金も
費やせずにいたのですが、
お米に対する一言で
価値観が伝わっていることを感じて、
なんだか救われたような気がしました。
そんなわけで
自分が間取りを考える時、
食卓を軸に描く傾向が
あるように思います。