格子床に着手
鎌倉浄明寺は邸にて。
今回壁が
荒壁一発仕上げなので、
土を塗る前に
床絡みの造作を
全て終わらせなければ
なりません。
なので大工が床の造作を
一つ一つ作り始めています。
まずは大掛かりに
床を張る前に格子床の造作。
吹抜けも
いいかもしれないけど、
こうしたかたちで
縦のつながりを
よく作ります。
影も美しいですしね。
横須賀・衣笠の
本気のDIYスクールにて。
前回は壁という壁を
思いっきりよく壊し、
剥がしとりましたが、
今回は骨組みを
いったんばらす作業。
だめなところ以外
基本的に再利用するので、
順番を気にしながら
一本一本ていねいに。
いわば建前の
巻き戻しの作業です。
子どもの頃、
何かを分解する時に
ドキドキと不安を
感じたものですが、
それと同じような
ドキドキ感。
また2週間後に
再度組み直しますが、
分解することで
こうなってるんだ、とか
ここは傷みやすいんだな、
などといろいろ勉強になることもあり、
参加者にとっては
まさに「スクール」として
有意義だったと思います。
それにしても、
参加者の積極的は動きは
本当にすばらしい!
釘を抜いたり、
地味で地道な作業も
黙々と取り組んでくれました。
今日もこのプロジェクトが
よき成果を生み出すことを
予感させてくれる一日でした。
10月の下弦が過ぎたので、
今週は竹伐り強化週間。
昨日も極楽寺で
竹伐り隊の予定でしたが、
雨のため中止、
そして今日は一転、
とてもよいお天気!
予定どおり
竹を伐りました。
今回の竹林は、
伊豆や韮山。
鎌倉からは
ちょっとした旅ですが、
保管のことを考えると
実は効率的な場所。
毎年何度か
この竹林に
来ています。
去年までは
遠い場所だったので、
少数もしくは
一人で来てたのですが、
今回はフリースクールここだねの方々に
「いいよいいよ、気持ちよい場所だよー」と
何度もおススメして
お手伝いに来ていただきました。
竹林の美しいお寺などは
観光地になるくらいですが、
本当にいつ来ても
気持ちよい場所。
ここで一人で汗かくのも
瞑想のようで悪くないのですが、
やっぱり気持ちいいことは、
共有できたほうが
気持ちが上がりました。
また大勢で
ここに来たいです。
いや、実は来年
たくさん竹を使う見込みなので、
何度も来なければ。
しかも一年の中で
竹を伐れる日は
あと何日しかないので、
また来る日を
調整しなければ。
確かに今日伐った竹は、
いい感じで‘枯れて’ました。
さて明後日は
小田原で竹伐り隊の予定。
しかし今のところ
天気予報は雨…。
とりあえず今日は、
月の暦で伐ること優先。
後ほど来て
分かるように
黄色いテープを
貼りました。
去年までは
緑色の養生テープを
貼っていましたが、
ホームセンターで
あいかわらず品切れでした。
男たちが
足元から竹を伐り落とし、
子どもたちは玉切り。
一番玉は1m、
二番玉以降は約9尺ずつに。
竹のベッドで
寝そべる少女。
地元の中学校で
毎年恒例の光る泥団子作り。
高度な左官技術を
応用したもので、
毎年中学生たちが
一心不乱に玉を
磨いてくれます。
これも建築という分野、
さらに伝統的な建築技術に
興味を持っていただくための
‘文化の種蒔き’。
もうかれこれ
十数年続けています。
最初の頃
取り組んだ子どもたちは
そろそろ社会に出る頃。
蒔いた種が
どのように芽が出ているのか
楽しみです。
そして目の前の
子どもたちも、
少しずつ世代ごとに
‘色’があるのが面白い。
続けていると
いろいろな楽しみが
あるものです。
鎌倉浄明寺は邸にて。
平日ですが、
タケコマイ隊でした。
今日の参加者は、
フリースクールここだねが中心。
そして今日も現場は、
子どもたちで溢れかえりました。
休日と違うのは、
大人たちが少ないので
私も段取りに追われることがなく、
多少子どもたちの相手をする
時間をとりつつ、
時間が穏やかに
流れていきました。
子どもの存在自体、
たとえなんもしなくても、
場を穏やかにし、
和ませてくれるという
大役があります。
そして中には、
ばりばりと手伝ってくれる子も
いましたが、
それはそれで
本当に助かるし、
大人たちに
元気を与えてくれました。
お昼ごはんの後は、
現場の廃材とロープを使って
ブランコ製作。
子どもたちのワクワク感が
ぞくぞくするほど
伝わってきました。
そしてできあがると、
絶叫マシーンのような大歓声。
大人たちもその声を聞いて、
自然と笑みがこぼれます。
子どもたちに
喜んでもらえると、
自分にも
はねかえってきますね。
今日も子どもたちとともに
楽しい一日でした。