洗面所の基本構成その1
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影;畑拓さん)
洗面所は、
北側の森を存分に眺めながら
歯を磨けるようになっています。
洗面ボウルは
シンプルな形状の銅ですが、
これが陶器だったとしても
水栓は
よくある混合栓ではなく
壁出しの単水栓、
今は給湯器が優秀で
水栓側で温度調節することなんて
滅多にないので、
単水栓で十分。
そして操作部が
ボウルの上に来るように、
胴長のタイプの水栓を選択。
これがきらくなたてものやの
洗面所の基本構成その1。
天板の木に少しでも
水が掛からないように
するためです。
そういえば銅は、
素材表面で
ウィルスの生存時間が
短いようですね。
ウィルスだけではなく他の菌も
長く生きていられないためか、
ぬめりが少ない気がします。