梁を洗う
平塚は邸にて。
天井裏に隠れていた
マツの小屋梁が
圭くんが丹念に
洗ってくれたおかげで
美しくととのいました。
天井を上げるぶん
これが見えてきます。
平塚は邸にて。
この家の基礎は、
よくあるように
コンクリートの表面に
モルタルで薄塗りを
かけていたのですが、
シロアリさんに
だいぶ食べられたあたりを
ぱりぱりと剥がしてみると、
蟻道が縦横無尽に
走っていました。
経年劣化でモルタルの薄塗りが
コンクリートと剥離して、
地面からその隙間を縫って
木組みまであがっていたようです。
光も風も人の目も
避けられるので、
シロアリさんにとっては
かっこうの道に
なってしまったようです。
うーんなるほど。
こうなるには
必ず理由がある。
この前も書いたけど
本当にシロアリさんには
勉強させられます。
扇ガ谷のちっちゃな小屋にて。
秋のからっとした
お天気が続いたので、
早くも土壁が
乾いてきました。
なお竹小舞が
残っているのは、
やっぱり家族でがんばった
仕事の証を見せたいとのことで
急きょ塗り残すことにしました。
明り取りにも
なりました。