シンプルゆえに
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影:畑拓さん)
日射しを絞りつつ
風を通せる
西側の外観。
西側の開口は
すごく気を遣ううえに
窓の形状や位置を
整えることは
難しいのですが、
この家は間取りが
ごくシンプルなので
それを可能としました。
狛江か邸にて。
GWは所用のある日以外は
ここで竹小舞の日々。
1、2日が
前半だとすれば、
今日明日は後半。
前半は
間渡し作りに
明け暮れたので、
今日から主に
編み込む作業。
作業人員は
ご家族だけ、
人数が少ないなりに
段取りを頭の中で
ぐるぐる考えていたら、
作業写真を撮り損ね、
ばっちり撮れたのは
お昼ごはんだけ。
はい、とてもおいしい
ナポリタンでした。
ナポリタンは
どこか懐かしい
「家族」の味がします。
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影:畑拓さん)
東西南面に面した窓は、
全て同じ間隔で
横桟が入っています。
自宅をはじめ、
たまにやることなのですが、
窓全体のプロポーションが
ととのうだけではなく、
向こうに見える風景が
切り取られることにより、
風景がより際だって
見えるような気がします。
レーモンドが設計した
日光のイタリア大使館を
見学しに行った時も、
同じように感じました。
横桟を入れる時に
すごく気を使うのは、
割付と横桟の見付寸法。
少なすぎると
間延びして感じるし、
多すぎると、
うるさいし、
また細すぎると
邪魔に感じるし、
太すぎると
野暮ったいし、
施工性も確認しつつ、
ちょうどよいのは
どこにあるのか、
探す旅が
続くことになります。
狛江か邸にて。
今日は諸事情で
朝から一人で
タケコマイ隊。
今日は気温が上がり、
しかも長い時間
ずっと太陽の下で
作業していたのですが、
こんなご時世だけに
暑いって思える感覚が
なんだかありがたく
感じました。
今日は最後まで
一人だと思っていましたが、
おやつの時間に
近所に住む建主OBの方が
サイクリングがてら
差し入れを持ってきてくださり、
また夕方、
一日所用があると思っていた
建主さんご家族も
顔を出してくれました。
やっぱりしゃべれるって
ありがたい。
次回は5月4日。
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影;畑拓さん)
洗面所は、
北側の森を存分に眺めながら
歯を磨けるようになっています。
洗面ボウルは
シンプルな形状の銅ですが、
これが陶器だったとしても
水栓は
よくある混合栓ではなく
壁出しの単水栓、
今は給湯器が優秀で
水栓側で温度調節することなんて
滅多にないので、
単水栓で十分。
そして操作部が
ボウルの上に来るように、
胴長のタイプの水栓を選択。
これがきらくなたてものやの
洗面所の基本構成その1。
天板の木に少しでも
水が掛からないように
するためです。
そういえば銅は、
素材表面で
ウィルスの生存時間が
短いようですね。
ウィルスだけではなく他の菌も
長く生きていられないためか、
ぬめりが少ない気がします。