床板張開始
鎌倉佐助い邸にて。
床の下地がととのい
床板張リが始まりました。
今回は堅木が望ましいため
チーク材です。
柿渋を塗った
柱梁の色合いと
相性がよさそうです。
鎌倉梶原み邸にて。
今日は第2回カキシブ隊。
前回は平日とはいえ
子どもたちが夏休みだったため、
実ににぎやかな場となりましたが、
それに比べれば
今回は静かに時間が
流れていきました。
そして
お手伝いいただいたのは、
奥さまのご両親ときょうだい。
家族の愛情と絆を
感じる時間でした。
今日は大きな
小屋梁もありましたが、
みんな黙々と
手を動かし、
お昼には
全て塗り終わり、
ゆっくり
お昼ごはんをいただいて
作業場を後にしました。
今日も暑い暑い日だったので、
みなさんのおかげで
早く終わってよかったです。
ところで自分は
木組みを考える際、
梁成を揃える傾向にあります。
そのほうが
木組みがととのって見える
ということもありますが、
柿渋を塗る時に
都合がよいという事情も
あります(笑)。
それがよく分かる
写真です。
本郷台の賃貸集合住宅にて。
キッチン正面の棚。
棚板を支持する金物は、
ハガネ屋さんに
作ってもらったもの。
既製品だと
バチっとはまるものが
なかなかないと、
こうして作ってもらう
ことにしています。
なんで丸い穴が
空いているかは、
また次回。
寒川な邸にて。
今日は2回目の
カキシブ隊。
前回は
様子見も含めて
建主さんと大工と
私だけでしたが、
今回は打って変わって、
最大時大人8名、子ども4名、
それに大工と私という
たいへんにぎやかな場と
なりました。
人手が多い
というだけではなく、
今日来てくださった方は
みんなお話好きで、
好奇心旺盛で、
またこうした工法に
並々ならぬ関心を
寄せていただいて、
お話しているだけでも
とても楽しかったです。
○○隊は、
普通に建築の仕事をしているだけでは
出会うことができないかもしれない
人たちと輪ができることも
楽しさの一つだなあ。
楽しんでいるうちに
今日もたくさんの材木を
塗ることができました。
次回は9月12日!
自分も参加したいのですが、
この日は所員に任せます。
本郷台の賃貸集合住宅にて。
もともと長さ1.8mだったキッチンを
1.5倍の2.4mに作り替えました。
素材はこの場でよく登場する
スギの剥ぎ材。
ついでに家電などを納められる
背面カウンターも。
少し間取りを変えたので、
収納の中に潜んでいた
エアコンのドレイン管用の排水管を
くるんであたかも
赤い柱のように仕立てました。
黒板機能も付いた塗料なので、
ここにメニュー書いてもらったり、
楽しく使ってもらえればと
思います。
本郷台の賃貸集合住宅にて。
ここの洗面所は、
鉄のフレームに
いわゆるシンプルな
理科室の流しが載り、
その上に
シンプルな
ステンレス製の
収納付き鏡に
真鍮製の
水栓と照明器具。
小さいけど
必要にして十分な
構成です。
本郷台の賃貸集合住宅にて。
集合住宅は、
開口部に対して
どうしても縦長な間取り。
このため家の真ん中あたりは、
光も風も入らない、
という間取りになりがちです。
なのでだいたいそこは
水回りだったり収納だったり
するのですが、
今回は、
水回りも収納でさえも
光と風を感じる場と
したかった。
そのための工夫として
壁に角度を付けたり、
欄間部分に
開口部を設けたり、
収納部の建具は
ガラリにしてみたりしました。
その結果が
デザインとなっています。
鎌倉佐助い邸にて。
先週に竹小舞が完了し、
盆明けの今週は
月曜日からさっそく荒壁土塗り。
そして一昨日は、
建主さんや興味ある方々とで
土塗りを体験していただきました。
左官屋さん、
ありがとうございます!
そして最後は
お決まりの記念の手形とサイン。
建主さんのムスメさんは
自分の名前を書くと思いきや
覚えたての漢字で
苗字を書いてくれたようです。
そうそう、
学んだことはすぐに
使いたくなるよね。
こうした学習の過程も含めて
思い出カプセル。