わらをつむ
鎌倉笹目あ邸にて。
夜な夜な
明日のどろんこまつりの準備。
軽トラックに
ありったけの藁を積んで
鎌倉に向かいます。
竹小舞用の竹を
採取するためではなく、
いつもと違う目的で
いつも竹を伐っている
竹林に集合。
今回の目的は、
竹チップの製造。
鎌倉でも普及しつつある
コンポストゴミ処理装置、
キエーロ発案者松本さんによると、
これを生ゴミと混ぜると
あら不思議、
竹に含まれている菌の力で
すばやく分解してくれるそうです。
鎌倉でもゴミ処理は
迫りくる課題なので、
これは興味深い…。
ということで
粉砕機をお借りして
竹林内に持ち込み、
そのへんに落ちていたり
倒れかかっている
枯れた竹を集めて
チップ化しました。
最初お試しで
生の竹だったり、
葉っぱ付きの
竹を突っ込んでみたり
しましたが、
どうやら枯れた竹が
適している模様。
そこでフリースクールここだねの子どもたちが
せっせと竹林内の枯れた竹を
粉砕機まで運んでもらって、
みるみる竹チップに。
思ったよりも少ない竹の量で
段ボールいっぱいのチップが
作られていきます。
しかも粉砕機に突っ込みながら
感じたのは、
わりと立派な竹よりも、
朽ち果てて
ばりばり割れている竹に対する
処理能力が高いこと。
これまでだったら
竹林の中でも
厄介者扱いされていた
ものたちが、
立派に有用なものとして
化けることに
たいへん可能性を感じました。
これが暮らしに
使えるのだったら、
粉砕機を手に入れて
竹小舞用の竹を
伐り出しつつ、
この作業も
併用したいなー。
竹林へのワクワクが
ますます高まる
一日でした。
お借りした
粉砕機。
間近で作業すると
えらい爆音でしたが、
ライヴでロケンロールを
聞いていると思えば(笑)。
ここだねの子どもたち。
竹林の中で
新月前に伐った
竹小舞用の竹の
玉切りをしつつ、
枯れた竹を
運び出してくれました。
今日も大活躍!!
これが原料。
竹林の課題と
生ゴミの課題を
解決してくれると思うと、
本当にワクワクします。
ますます私は
竹林にいることが
増えそうだ(笑)。
8年前作った
広尾のメガネ屋さんOQMELは、
入居していたビルが
建て替えするため、
目黒区平町に
場所を移して
再び作り直しています。
以前の名残を
感じられるように
広尾で使っていた
材料や家具を
最大限持ち込みつつ
デザインに
活かしています。
以下の縦格子も
そうですね。
10月末には
完成予定。
新たなOQMELを
お楽しみに!