宙に浮いた手摺
横浜栄区こ邸にて。
玄関ポーチの階段に
手摺を設けたいとの
ご要望をいただきました。
普通に考えれば
床の敷瓦に穴を開け、
そこにステンレスか何かの
支柱を立てて作りますが、
敷瓦に穴を
開けたくなかったので
いろいろ考えました。
その結果、
玄関庇の柱に
支持させて、
ヒノキと
いつもの手摺金物を
使って、
宙に浮いたような
手摺となりました。
今日は3回目の
瀬谷あ邸のカキシブ隊。
前回の日、
今日は人集まらないかも…
と建主さんが
言っておりましたが、
フタを開けてみれば、
今日がいちばん
たくさんの人が
お手伝いに来てくれました。
しかもお話しして
楽しい人ばかり、
建主さん、
なんか本当にいい人たちに
恵まれているなあと感じます。
また3回の作業を通じて
これまでのきらくなたてものやのご縁に
近い方がたくさんいたのも不思議。
なんだかこの家を
作ることになったのは
必然すら感じます。
そんなたくさんの方々のおかげで
ほぼ全ての木材を
塗りきることができました。
スバラシイ!!
次回24日を予定していましたが、
その日は屋根用の造作材と
ネコ土台を塗るだけ。
午後だけ作業に来ます。
田んぼでお米、
じゃなくて稲藁の収穫。
私が土壁の家づくりを
し続けていきたいのは、
本質的に
気持ちいいと思うこと、
そして、
人や自然界との
心の通ったご縁の上に
成り立っている
作り方ということ。
とくにこの藁は
このHPを作ってくれた
今は空の上の人とのご縁。
大事に使わせて
もらいます。
懐かしのこの地で、
改修工事が始まりました。
集合住宅の一室を
全て作り替えます。
当時私が
コーディネーターとして関わった
コーポラティブハウスのため
この集合住宅に暮らすご家族
全てを存じているので、
通い詰めている間に
また皆さんとお会いできるのを
楽しみにしています。
それにしても中庭のカツラが
立派になりました。
そしてこの木は
秋の香りがホント好き。