2021年11月2日
瓦の入浴
鎌倉腰越な邸にて。
土間の敷瓦貼りが
始まりました。
タイル職人の小澤さんが
まずやることと言えば、
瓦の‘入浴’。
この達磨窯で焼いた瓦は、
水を吸うので、
貼る前によく水を吸わせないと、
剥離を起こしやすくなります。
このために全ての敷瓦を
水を張った桶の中にジャボン。
するといつまでも
ブクブクブクブクと
瓦が泡を吹きます。
なんだか瓦が呼吸をして
本当に生きているようだ。
鎌倉梶原み邸にて。
バルコニーが
8割がたできました。
きらくなたてものやの
定番といってもいい
格子が連続する
デザインですが、
一点いつもと
違うのは、
今回の塗料は
自然素材で作られた
オイルステイン、
Uオイルです。
どのような
経年変化をしていくか
楽しみです。