胎内の造形
午前0時からひたすら薪をくべ続けて、朝11時過ぎ窯焚き終了。(午後五十嵐さんは残りの作業ありますが。)
終了後、今日お休みだった隣の達磨窯に潜入。窯焚きしたからこそ、改めて気づく胎内の造形。そしてやはり存在自体が芸術作品です。
鎌倉佐助は邸のカキシブ隊2日目。今日は昨日までのことを考えるととても寒かったですが、この時期はこんなもんなんでしょうね。また柿渋塗りはずっと歩いているようなものなので、塗り始めると案外寒さが気にならなかったです。
さて先週のカキシブ隊では大きな材寸の梁を塗り、順調に進んで3時のおやつの時間には塗り終わり、それに対して今日は垂木と土台。材木が積んである様子を見たらぜんぜん楽勝…、と思いきや、今回は屋根の形状が象徴的な家なのでした。細々とした部材も含めて、垂木が塗っても塗ってもなかなか進まず、やっと1回目塗り終わったのが午後2時半。今日は何時に終わるんだろう…と思いつつ、3時のおやつもいつもより短めにして、ちょうど6時頃作業を終えることができました。
垂木にはいつも騙されますが(笑)、今回は短めの部材が本数多くあったので、より手間がかかりました。干す場所もたくさん必要になりますしね。垂木から4寸角の土台に移行するときは、なんて塗るのが楽なんだ、と思ったくらいです。
とにかく、隣で刻んでいた大工が仕事を終える時間までに終わってよかった。達成感ハンパないです。
1月は、昨秋の新月に伐った竹を竹林から搬出する作業を毎週水曜日に行う予定です。それでも竹を割って節を取っての作業を含めたら、今年中に終わるんかな…、と思う量。竹林の前に立つとあまりの量に途方に暮れてしまいますが、やるべき仕事がたくさんあるって幸せなことです(笑)。
それでも今日一日みんなで手を動かせば、手を入れたあたりは、観光地にしたいと思うほど明らかに気持ちよい竹林に生まれ変わります。竹林で汗をかくこと自体気持ちがよいことなのですが、この達成感がホントたまりません。というわけでみなさんぜひ来週以降も来てください。
なお今回はきらくな仲間たち6名、またお昼はフリースクールここだねの子どもたちと一緒にごはんを食べて、一緒に遊んでもらいました。
年末から1週間以上体調不良が続いており、身体が「休め」と言っているので、その思し召しにしたがって、正月は一歩も家を出ずにひたすらラグビー観戦。時々YouTubeで音楽と過去のラグビー観戦。
そして今日は、たまりにたまった果実を捌きながらラグビー観戦。すばらしいリフレッシュの一日となりました。