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2024年2月11日

再評価

カテゴリー: 今日のできごと

最近、何かと炎とご縁が多いこともあり、とくに達磨窯で瓦を焼く日は100%綿のラグビージャージを着るようにしています。この着心地、なつかしいなあ。

そういえば、いつだったか竹小舞ワークショップの際にラグビージャージを着ている方がいて、習性的に(笑)「ラグビーやっていたんですか?」と聞いてみたのですが、「いえ。だけど保育士をしてまして、子どもに引っ張られても何されても丈夫なのでよくラグビージャージ着ています」と言われて、ああなるほどなと思いました。

近いうち久しぶりに買いに行こうかな。あ、これから練習に出かけます。

2024年2月10日

結の原点

カテゴリー: 改修の仕事

鎌倉由比ガ浜ぐ邸は、高校の同級生の家の改修工事。改修に使う外壁の板塗りのため、岡部材木店に高校同級生6名が集まりました。56坪もありましたが、集まってくれた皆さんのおかげで何とかギリギリ一日で塗りきることができました。

家づくりのたびに行っているこの作業、どんなメンバーでも楽しく作業を行っていますが、同級生ともなるとまた別の楽しさがあります。35年前に戻ったような会話、また35年前の学校行事の準備の楽しさを思い出したりもしました。

きらくなたてものやの取り組みの一つは、できることはみんなで取り組む「現代版結」。コスト云々もありますが、みんなでたてものに愛を注ぎ込む大切な機会。みんなで苦労を共有したからこそ、楽しい、愛おしいと思い、「あの時あんなことしたなあ」と家づくりの記憶を深く刻むことを期待して、変わらず20年間続けていますが、その原点は高校時代にあったことを思い出しました。

またみんなでできることないかな(笑)。

2024年2月6日

雪の中で窯焚き

雪の中で夜通し窯焚き。藤岡でも滅多に雪が降らないらしいので、貴重な経験となりました。

気温は0度前後。轟々と燃える火のおかげでインナーとラグビージャージだけでむしろ暑いくらいでしたが、雪の積もる薪を手に取るたび軍手がぐっしょりと濡れて、それが痛いほど冷たくて、軍手を脱いで窯の火で乾かして、の繰り返しでした。

窯焚きも4回目。作業の流れがなんとなく分かってきたところで、今まで見ていただけのところも自分の手でやってみる範囲が増えてきました。

雪で冷えたお茶が、火で火照った身体にとてもおいしかったです。
2024年2月3日

たこ焼きに応えたい

カテゴリー: 逗子も邸

木の学びとともに、実際に使う木を見繕うために、建主さんご家族と岡部材木店を訪れました。

最初の一時間は、社長の熱い案内のもと製材所の見学。それだけで十分に充実した時間でしたが、その後土場に移動して個性豊かな材木たちを見て回り、話し合いながら使う木の方針も決まってさらに気分が高まりました。

それだけではありません。一通り話が終わったのは3時過ぎ。おやつの時間です。すると建主さんがたこ焼きをふるまってくれました。たこ焼きというと濃い味のソースで味付けて…を想像していましたが、塩やゴマ油やオリーブオイルなどで様々な味付けが楽しめて、しかもたこ焼き自体もしっかり弾力があり、とってもおいしかったです。「たこ焼き」として経験したことのない味で、たこ焼きの概念が変わりました。

こうしてがんばって気持ちを込めてふるまっていただくと、やはり作り手もがんばって応えようという気持ちが高まります。今後の物語が一層楽しみになりました。