2017年8月5日
木々が踊る建前
先々週、先週に引き続き、
埼玉県は狭山で建前。
立て続けに建前するのは、
初めてのことですが、
こうして続くと、
それぞれの個性が
際立って感じておもしろいです。
三きょうだいを育てているような
感じですね。
今回は岡部材木店との
共同事業なので、
全てコウヤマキの柱、
マツの太鼓梁、
ツガやサクラといった
普段見ることのない梁など、
より素材を活かした
家づくり。
とくにコウヤマキの香りを
味わいながらの建前は
とても幸せでした。
建主さんは、
この真夏の蒸し暑い陽気の中、
終始道路の脇に座り込んで
建前の様子をうれしそうに
眺めてくれていて、
それがとても
うれしかったです。
6人集まった大工衆も、
休憩中に飲んだ水分が
全てあっという間に流れ落ちるほど暑い中、
おつかれさまでした!
とくに小山棟梁、
短時間で刻んだにもかかわらず、
さすがパーフェクト!、
しかも刻みと仕上げの
完成度がとても高く、
めずらしい木々たちが
踊るように活かされているな、
と感じました。
これから続く造作の仕事も楽しみです。
ツガの梁を
大黒柱に納めるところ。
お昼前から太陽が顔を出して
とてもアツくなりました。
個性的なサクラの太鼓梁。
上棟しました。
完璧に進み、
ホッとする小山棟梁。
一通り作業を終えたあとは、
小山棟梁が祝詞をあげ、四方固めをして、
現場でお祝いしました。