2017年9月16日
屋根の上で屋根のように
私たちが
壁に気を取られている間、
鎌倉は邸の屋根に
瓦が載り始めました。
瓦はいつもの
五十嵐さんが達磨窯で焼いた
燻し瓦。
今回は入母屋なので、
あまり見慣れない形の
瓦も載っています。
ところで最近
瓦の運搬は、
五十嵐さんが直々に
来てくださいます。
毎日重い重い土と向き合い
また瓦を焼く時は
二十四時間火の番をしなければならないほど
毎日身体を酷使しているのに、
長い時間車を運転して
運んでくれるなんて、
それだけでこの瓦を見ると
それこそ屋根の形のように
手を合わせたくなります。