2017年11月15日
50坪だけ季節が逆戻り
柏の現場で
先週地鎮祭を済ませ、
いよいよ現場が始動。
まず何をやるかと言えば、
土壁の材料となる土を
仕込む作業。
敷地に余裕がない時は
練った土を買ってきますが、
しばらく土を置いておける
場所がある時は、
現場が始まると
場合によっては始まる前にでも
どろこねを行います。
この時期は、
朝晩は冷え込むものの
日中はあたたかい日射しが射しこんで、
それはそれは重い土を
運ぶ仕事が中心の私たちは
全員Tシャツで
作業するほどでした。
とはいえそこまで気温が
高いというわけではなかったので、
50坪ばかりの場所だけ
季節が逆戻りしたようでした(笑)。
練った土は5立米、
なかなかな量で、
しかも途中、
土を運んできたダンプが
ぬかるみにはまるという
「事件」もありましたが(笑)、
みんな要領よく働いて
ちょうど日が暮れて
目が利かなくなる頃、
片付け、掃除を含めて
終わらせることができました。
その時間、
泥だらけになった全身を
冷えきった水で洗い流したら、
さすがにとっても寒くなり、
近所の銭湯に駆け込みました。
やっぱり今日は、
寒かったんだ。
藁切りは、
建主さんに担当していただきました。
ずーっとこれやっていると、
手と腰が痛いのですが、
ずーっとやってくれました。
藁とたわむれる
幼い子ども。
いつもそうですが、
子どもは藁好きですねー。
練ったあとのどろ。
これから醗酵が進んで、
いい感じになっていきます。