2007年4月7日
コンクリートの箱の中の土壁、その後の様子
カテゴリー: えこびれっじ
ここは、集合住宅の一室、
コンクリートの箱の中。
昨年末そこで、
「箱」の所有者である建て主の手で、
竹小舞をかき、泥を塗って、
壁を作りました。
今日は、その後の様子を見てきました。
泥が乾いた後の姿。
荒々しいけれども、
温かみと、
落ち着きを感じる土壁に仕上がりました。
欄間部分の竹小舞を透過する光が、
廊下の白い壁に投影。
格子状の影が、美しい。
住み心地のほどもお聞きしましたが、
冬場結露も発生せず、
土壁ならではの調湿効果を、
いかんなく発揮しているようで、
なかなか上々のようです。
竹小舞下地 荒壁土仕上げ。
コンクリートの箱の中でも、
やっぱり、いい!