2007年5月27日
「結」は楽し〜竹小舞〜
カテゴリー: 家仕事塾
カジュアートスペースにて、
第7回家仕事塾開催!
今回も多くの方に来ていただきました。
ありがとうございます。
さて、今日は竹小舞かき。
先日伐って割いたマダケとメダケを、
棕櫚縄で格子状に組んでいきます。
最初1時間ほどやり方を教えて、
あとは手を動かすのみ!
竹小舞を下地に壁を作るという技法は、
今ほとんど目にすることはなく、
失われつつある建築技術の一つ
という見方もあります。
確かに壁の種類によっていろいろ方法があるし、
奥の深い世界ではあるのですが、
しかし実際にやってみると、
意外(?)にけっこうできてしまうものなのです。
それもそのはず、
昔は家を作るとき、
周りの集落の人たちが集まって、
竹小舞をかいた、と聞きます。
「結」のしくみですね。
今日みたいにみんなでワイワイいいながら、
その家づくりを祝うとともに、
きっと作業を楽しんだことでしょう。
作業自体はどちらかというと地道な仕事ですが、
こうしてみんなでやると、楽しいですね。
そしてその結果組まれた竹小舞は、
感動的に美しい!
過程を楽しみ、
美しい成果を得ることのできる
竹小舞という仕事、
失われていくのはもったいない!ですね。
緑を背景にした竹小舞。
いつも言うことなのですが、
このままとっておきたいと思うほど、
美しいですね。
・・・
それではまた来週も竹小舞やります。
皆さん、来てくださいねー。