2009年5月12日
建築士に問われる能力の一つ
カテゴリー: 今日のできごと
今年4月より、
台所とか薪ストーブとか、
火を使う部屋の内装制限が
緩和される告示が施行となりました。
木の建築の設計者として、
よかったよかった、と思って、
条文を読んでみたのですが、
一回読んだだけでは
さっぱり理解できません。
建築に関する法令は、
こうして難解なことが多く、
私たちにはもう一つ、
高度な国語の読解能力が
問われているのです。
例えばその「内装制限」に関する条文。
ここをクリックして、
一番下の第4項を読んでみてください。
建築に限らず、
法律って、こんなもんなのですかね。
しかし、しかめっ面した文体より、
誰もが理解できる表現のほうが
少なくとも周知は早いと思うんですけどね。
せめて今回の話は、
図を添えてくれないかなー。