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2011年6月25日

しつらえに一手間かけよう

カテゴリー: 今日のできごと

昨今の省エネ意識に対応して、
断熱ガラスに熱い視線が
集まりつつあるようですね。

つまりこの暑い夏、
ガラスから入る
日射の熱を極力防いで、
冷房負荷を下げようというものです。

しかし暑い夏になると、
寒い冬のことは
忘れがちになるもので、

寒い冬が来れば、
日光の温かさを
感じなくなって
しまうではありませんか。

それよりも
簾をかけるほうが
いいと思うんですけどね。

今流行り始めている
緑のカーテンも
とてもよいと思います。

そもそも、
そうしたガラスが着目されるのは、
軒の出の小さい家が多いから、
ということもあると思います。

いずれにしても、
建築材料などの技術開発も
けっこうなことかと思いますが、

それよりも昔ながらの
季節ごとにしつらえを変えること、

そうした生活文化が
再び見直されるとよいですね。