2006年3月3日
残りわずか
カテゴリー: ピスカリア
写真は、お店で使う予定のテーブル。
床材で使ったクリの厚板を転用して作った。
それ以外でもIさんは、自分の丸鋸など大工道具を購入して、時間を見つけてはせっせと収納用の家具を作ったりした。
そのため、この建築現場は、驚くほど残材が少ない。
いくら伝統構法の現場はゴミがとても少ないからといって、ここまではならない。
この現象はIさんの機転によるところが大きいけれど、材を使い回し、ホネの髄まで無駄なく使うことができるというのは、伝統構法の特徴だ。
それでも余ったらしばらく置いておいて後で使ってもよいし、あるいは薪にして燃料にすればよい。
それもこれも知恵次第。
知恵が満載だから、伝統構法は面白いのです。