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2016年6月9日

文化の種蒔き九年目

カテゴリー: その他

今年も地元の中学校で、
木の建築について
お話しする機会をいただきました。

お話だけではなく、
半分は体験型の学習。

様々な種類の仕口、継手が詰まった
一辺三尺の立方体を組み立て、

木の種類当てクイズを行い、

そして最後に、
四寸角を鋸で切り落とし、
小口面にドリルで何ヵ所か穴を開けて、
ペン立てを作りました。

この機会をいただいて、
今年で9年目。

自分の子どもが
小学生の時から始まり、

今となっては、
下の子が卒業して早二年。

それでも地元の中学校を
「定点観測」し、

たくさんの子どもたちと
ふれあえる機会は、
楽しいです。

そういえば今日は、
教育実習生の子が二人
学校に来ていました。

その子たちが中学1年生の頃から
ここへ来ていることになりますが、

種蒔きを始めた頃
出会った子どもたちが、
そろそろ社会に羽ばたこうとしている、
もしくは社会に出て活躍し始めている
年頃となるわけです。

年に数度でも、
地元で見かけた子どもたちが
こうして立派に育っていくさまを見ると、
なんだかうれしくなります。

子どもたちとふれあうことは
結果的に自分へのごほうびとなり、
やり続けてきて本当によかったな、
と思います。

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今年は大学の講義でやってきたことを活かして、
中学校では初めて「木の種類当てクイズ」を行いました。

男の子も女の子も、
考えているさまが
本当にかわいらしかったです。