ブログ
2006年4月22日

また春が来た

カテゴリー: えこびれっじ


今日は、昨年春に引き渡したコーポラティブハウスの一周年記念パーティーだった。
コーポラティブハウスの5世帯の住民、そして元地主でありお隣に住むS藤さんとMナさんも駆けつけてくれた。
とくにS藤さんは、仕事の合間を縫って来てくださった。

お祝いの席の場で、皆さんから一人ひとり、とてもありがたい言葉をいただいた。
皆さんのお話を聞きながら、建物を作る過程の思い出が一気に蘇ってきた。
そしてこの1年間、そこで皆さんが気持ちよく、良い関係を築きながら暮らしていただいたことを本当にうれしく思う。
コーポラティブ方式は、全てが順風満帆というわけではないし、確かに苦労も多いけれど、その見返りとしての喜びは、とてつもなく大きい。

1年前とは違い、建物に生活が見事に馴染み、また自分自身の家や庭先などを自分達の手で整えていて、家が「進化」していた。
やはり家づくりは、家が完成した時点が完了ではなく、一つの区切りである。
そこで暮らす人が空間に手を入れ、あるいは季節ごとにしつらえを変えていく、こうした姿も「家づくり」なのだ。
家は家でなくなるまで、家づくりは続く。
そのことを今日は再認識した。


最後にS村さん、顔色もよく、元気そうで何よりでした。
たまにはこうして元気な姿を見せてください。