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2006年4月30日

Nさん、木に愛を注ぐ(5回目)

カテゴリー: 横浜な邸

今日は暖かく、絶好の柿渋日和。
そんな中、Nさん一家とOさん、そして私とで例のごとくウッディカネコ鎌倉営業所の一角をお借りして柿渋作業。
今日初めて来ていただいたOさんは絵も描かれるということで、さすがに手際がたいへんよい。

今日塗った材は、母屋と谷木。
スギである。(というか、今後スギしかない)
今までは4寸角が中心だったが、4寸×5寸の平角、4寸×7寸の平角と、だんだん材が大きくなってきた。
材の移動と、塗るために材を回転するのに、労力を要するようになる。
運ぶのはもっぱら私の役割。
おかげで足腰の鍛錬になります。

柿渋作業のよいところの一つは、大工の息づかいと誇りと苦労を間近に感じることができることだ。
とくに今回は寄棟の建物なので、その凄みをいっそう感じさせてくれる。