〈告知〉11/9 木の建築塾
木の建築塾〜森から家へ〜第3回は11月9日開催
テーマは「木組みと大工技術」の話。
今回は実際に実物大軸組模型を組み立て、
時間があれば竹小舞実習もできればと思います。
森から原木へ、原木から材木へ、材木から木組みへ、
その一連の流れを詳しく学べる機会ですが、単発でもぜんぜんOK、
たくさんの方々のご参加をお待ちしております!
木の建築塾〜森から家へ〜第3回は11月9日開催
テーマは「木組みと大工技術」の話。
今回は実際に実物大軸組模型を組み立て、
時間があれば竹小舞実習もできればと思います。
森から原木へ、原木から材木へ、材木から木組みへ、
その一連の流れを詳しく学べる機会ですが、単発でもぜんぜんOK、
たくさんの方々のご参加をお待ちしております!
燻し瓦を焼く装置の達磨窯は、耐火煉瓦と土でできてます。窯の中は夜通し約11時間薪をくべ続けて最高1,000度に達するのですが、写真のようにその薪たちの一部は、窯に寄りかかるように積まれています。ということは、約30cm向こう側で1,000度になってても、木には燃え移らないということです。燃えないどころか、窯の表面を触ってもびっくりするほど全く熱くない。瓦を焼くたび、土壁の恐るべき「断熱」性能に驚かされます。
一方で世の中に出回っている断熱材で、同じように窯を作れますでしょうか。いくら高性能であっても、恐らくあっという間に跡形もなく燃えてしまうと思います。しかも異様な悪臭と火の色を放って。(余談ですが、合板や集成材を窯の中に突っ込むと、異様な炎の光とともに、人工的な匂いがします)
しかしそんな恐るべき「断熱」性能を持ち、しかもヘンな加工しなくても身近なここそこで材料を手に入れることのできる土壁のたてものは、制度上法律上、「省エネ」じゃないという理由で年々やりづらくなっていきます。火に対してどうかという話が少々飛躍していること重々承知してますが、しかし土を上手く使えば、「省エネ」できる可能性は絶対にあるって。
hidaka