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2005年10月7日

こりゃ何だ?

カテゴリー: 今日のできごと


とある日野市のカフェにて。

いかにも何かしてくれそうな雰囲気を漂わす機械。
これは何をするものでしょう?

2005年10月4日

Nさんのこと

カテゴリー: えこびれっじ

先日の地鎮祭のとき、これまでのいろいろなできごとを思い出した。
とくに、本来ならばこの場に居たかもしれない人たちのことを思うと、こみ上げてくるものがあった。

そのうちの一人、Nさん。
この事業を心待ちにしていた方の一人だった。
初期の頃の説明会に来ていただき、早速申込みをいただいた。
自分たちも、そのお人柄もあって、ぜひ住んでいただきたかった。
そしてスタッフの誰もが、そのまま順調に皆さんの仲間に加わると思っていた。

…しかし、プレ総会の当日の朝。
Nさんから電話が鳴った。
「申し訳ありません、急な事情で行けません。」
そのときは、Nさんも忙しい人だし仕事の急用ができたのかと思い、とくに気にも留めなかった。
しかしその数日後、詳しい事情を聞く機会をいただいた。
実は、笑って治せるとはいえ一般論で言えば深刻な身体の異変だった。
まさにプレ総会の当日、気づいたことのようであった。
世の中、こんなことってあるのか、と思った。
あんなに、ここに住むことを心待ちにしていたのに。

実は地鎮祭の前日、準備のために某店を訪れると、Nさんの奥さんと偶然遭遇した。
少し世間話をした。
今、何してるんですか、という話になって、私は「明日鶴川の地鎮祭で、その準備なんですよ」と言った。私の口からその言葉が放たれた後、あっしまった、と思った。もう遅かった。
彼女はすぐさま、「あ、これから工事なんですか。だいぶ時間がかかるんですね」というようなことを言った。記憶の中から遠ざけようとしていたかもしれないのに、思い出させてしまったように感じた。
そしてその後、
「住みたかったです…」と、無念そうにポツリとつぶやいた。
思い出させて申し訳ない気持ちと、残念な気持ちと。
なんともいえない気持ちになって返事に窮してしまった。

この仕事は、実際に住む人だけではなく、さまざまな魂のうえにある。
間もなく生命を摘み取られる、ここに生える木々たちも含めて。
彼らのためにも、この仕事を絶対に、喜びの中で成就させなければならない。
次につなげるために。

物思いに耽る秋。様々な想念に想いを馳せる。それらの重みをかみしめる次第。

2005年10月2日

黄色い花?

カテゴリー: ピスカリア


出陣を待つ泥たち。
泥は、現場とは2キロほど離れた場所でこしらえたので、こうして袋につめて現場に運ぶ。

袋が黄色いので、蝶が間違えてひらひらと。
遠くから見ると、確かに黄色い花が咲き乱れているように見える。
ビニル袋なのにね。

外の壁も完成間近

カテゴリー: 目黒か邸


焼杉がちゃくちゃくと貼られてきた。
腰から上の、漆喰の部分の下地塗りも完了。

早く足場が外れないかな。

夜に踊る子たち

カテゴリー: 今日のできごと


地鎮祭から夜遅く酔っ払って帰ると、次の日が休みということもあり、子どもたちはまだ起きていた。
先日の運動会の余韻が残っているのか、運動会での踊りを深夜に披露。
今日はどこも楽しくてにぎやかだ。

地鎮‘祭’

カテゴリー: えこびれっじ


今日はエコヴィレッジ鶴川の地鎮祭。
ようやくここまでたどりついた。
組合を設立してから、早1年が経とうとしているが、本当に早かった。
その間、いろいろなことがあったなあ。
30近い住民に集まっていただく過程の悲喜こもごも、脱退された方々を含めた、一つ一つの家族模様、設計作業の苦悩(とくに、躯体の予算が合わなくて)、あげるときりがないが、それらのできごとを思い返すと、こみ上げてくるものがある。

そして地鎮祭。
このような盛大な地鎮祭は初めてだった。
出席者の数。要した時間(3時間!)。準備にかけた手間と時間。
しかし、物理的な数量では計り知れない、心に残る、そして心から土地に感謝し、工事の安全を祈願する、そんな地鎮祭だった。
まさに「祭」。

直会のときに、出席者全員からお言葉をいただく。
1分間をめどに、ということだったが、平均するとみんなその3倍以上は話していただいただろうか、しかしもちろんその時間をさえぎる気にならなかった。
皆さんも、時間を気にすることなく、私語もなく、真剣に一人一人の言葉に耳を傾けていた。
それほど一つ一つの言葉に全て力があった。
自分も聞いていてとても楽しみだったし、うれしかった。

さて、いよいよ工事だ。
身が引き締まる思い。
この悦びを、1年かけて空間に昇華させなければ。

精霊は宿る

カテゴリー: えこびれっじ


建物を建てるにあたり、残念ながら木々を伐らなければならないので、地鎮祭の一環として、現地の木々を慰霊する。
30近い世帯の住民が手分けして、木々にお神酒を捧げ、祝詞をあげる。
祝詞の読み方はさすがにたどたどしいが、みんな心がこもっていて、その姿はとても美しかった。
それとこの儀式を、大人も子どもも、みんな楽しんで臨んでいる。

その日の夜、住民たちと酒を飲んでいたときに話していたのだが、木々を慰霊したあと、風で木がざわめく音が明らかに静かになったようだ。
それと、前日の夜ほとんど寝てなかったので、正直なところそれまで身体とまぶたが重かったのだが、この儀式を境に、とても調子と気分ががよくなった。

やっぱり精霊は宿るのだ。

2005年9月30日

今日の森戸海岸

カテゴリー: ピスカリア


夏から秋にかけて、だんだんと空気が澄んでくる。
夏は江ノ島の輪郭がぼんやりとしていたが、だんだんとはっきり見えてくる。
そのうち富士山も楽しむことができるんだろうなあ。

欄間の模様

カテゴリー: 横浜な邸


Nさんが手に入れた欄間。
菱形の模様が古さを感じさせないどころか、現代の感覚に凄く合う。
光と影の見事な交錯。
見る方向、時間によっても印象を変える。