木ずりまたはあらしともいいます
K邸の2階から上の外壁は、土佐漆喰塗り。
その下地になる木ずりを打ったところ。
木ずりはあらしともいいます。
ところで、軒樋の銅ですが、さっそく色が落ち着いてきましたね。
K邸の2階から上の外壁は、土佐漆喰塗り。
その下地になる木ずりを打ったところ。
木ずりはあらしともいいます。
ところで、軒樋の銅ですが、さっそく色が落ち着いてきましたね。
今日は、事業コーディネーターとして仕事してますエコヴィレッジTの総会。
エコヴィレッジTのメンバーには、さまざまなたてものづくりの作業でお世話になっています。
総会も8回目を数え、議論がだんだん活発になってきました。
29(×2)の意見をどうやってまとめていくか、頭を使っていかなければなりませんが、みんなが気軽に意見を言える場になってきたというのは、とてもうれしいですね。これがコーポラティブ住宅の醍醐味の一つです。
基本的には‘ノーガード戦法’なので(笑)、これからもよろしくです。
しかし、総会後は子どもたちの手裏剣戦法等による‘攻撃’にあい、パワーダウン。
前日の‘体調の調整不足’もあり、大雨のニュースにも気付かずに、帰宅後早々にノックダウンしてしまいました。
エコヴィレッジTの様子は、以下をどうぞ!
http://d.hatena.ne.jp/ecov/
第二回目の焼杉作業。
参加者一覧
・Kさん
・Hさん(前回に引き続き)
・Ozさんご一家(EV-T入居者)
・Inさんご一家(EV-T入居者)
・Sgさん/Arくん/Tmくん/Snさん
今日の成果は55枚。
これで、Kさんの家で使う板は全て完了!
9月というのに暑い日の中、皆さんおつかれさまでした。
汗とススで、肌はネタネタ。
あ〜、温泉行きたい。
(しかし実際は…)
InさんのHちゃんも、ほらこのとおり。
そのうちに、暑いので全身に水を浴びて、上半身ハダカになって作業してました。
もう秋だから、風邪ひかんようにね。
焼杉作業は、焼くだけではありません。
焼く
↓
デッキブラシまたはたわしで水洗い
↓
乾いたら、カラブキ
と、3段階の作業が必要となります。
焼くのはさすがに大人の作業ですが、それ以外は子どもたちも力となります。
写真でデッキブラシを持っているのは、OzさんのTっちゃん。
一日中の参加でしたが、飽きることなく作業してもらいました。
好きだなあ、こういう景色。
ゆらりとした時間。
ついでに言うと、破風板も取り付けられました。
「風を破る板」ってどんなものを想像します?
軒樋の取付。樋は銅。
銅は、写真のように、最初はまばゆいほど妖しい輝きを放つのですが、1週間もするとくすみ始め、ゆくゆくは、赤銅色に落ち着きます。
ですので、この妖しい輝きを拝めるのは、最初の頃だけ。
私はこの輝きを放つ銅を見るのをひそかに心待ちにしていたりもします。
まるで桜のように、短い間しか見ることができないということもありますが、じいさんの家が実は板金屋で、この輝きを放つ銅の色を見ると、じいさんの家によくお世話になった幼い頃を思い出したりもするからだと思います。
幼少の頃の体験が往々にして人の将来を左右しますが、銅板に囲まれ、職人さんたちと接した自分の幼少の頃の経験が、実はたてものづくりの道に入る動機の一つになっているかもしれません。