愛地球博紀行その4
対して、こちらが「本来人が住むべき家」とのこと…
(この展示品は、企業広告でもなさそうでした)
私は信念を持って、地域に根を張って家づくりの文化を作っていきたいと思います。
7月14日。この日は、「NPO法人えがおつなげて」の一員として、愛地球博に出演してきました。総勢4人で出演し、それぞれの取り組みを講演し、最後に音楽演奏して締める、という構成でした。観客の入りは正直それほどでもなかったですが、それなりに出演を楽しむことができました。とくに音楽については、またこうして楽しむ機会があれば、と思います。(写真は、わたしたちが出演したイベント会場の外観です。)
愛地球博。
このイベントに出演者として参加する、非常に貴重な体験を得ることができました。このおかげで、このイベントの存在の大きさと、様々な立場の人が関わる組織の運営の難しさを目の当たりにしました。こうした大きなイベントこそ、現場に精通し、なおかつリーダーシップをいかんなく発揮できる人材の必要性を感じました。
それと、印象的だったのが、この大イベントにおける市民の力の大きさです。出演者一同、その認識を強めた次第です。ボランティアをはじめ、市民の協力あってこそのイベントであることを随所で感じました。
最後に全体の配置計画について。
いきさつを知らないので無責任な感想かもしれませんが、ゴンドラ等、アクセスの工夫を考えていたとはいえ、会場が二つに分断されている印象は否めませんでした。瀬戸の森を残す必要性があったとするならば、長久手周辺に集約したほうがよかったような気もします。来場者の滞在時間がどれほどか分かりませんが、少ない時間で愛地球博のコンセプトを理解するには少々無理がある配置計画のように思います。
というわけで、これから愛地球博に訪れる方へ。2日以上かけてご覧になることをお勧めします。瀬戸会場にも是非。
この前もらってきたカブトムシの幼虫が、ついについに一匹さなぎから脱皮!
容器の周辺も、何だかカブトムシ特有の香りがしてきました。
脱皮したのは、角が短いのでメスですね。
子どもたちはどんな名前を付けるのでしょうか。
棟上のとき、建主のKさん、な何と、即席の警備員として働きました。
敷地の南側の前面道路は幅4.5mと狭く、棟上用のレッカー車を置くと、車が通れなくなります。
そこで、建主さん自らが道路の入口に立ち、ヘルメットをかぶって、交通整理を行いました。
道行く人も、まさかこの人が建主とは思わなかったでしょう。
その雄姿を是非写真で…といいたいところですが、写真におさめそびれてしまいました、残念!
しかし、建主さんがこうして積極的に働いてくれるとうれしいですね。
ありがとうございました。
上棟後、今日関わってくれた職人と建て主さんで記念撮影。
皆さん、ありがとうございました。
他の現場で、こうして再会できるのを楽しみにしております。
まずは9月初めのI邸の上棟かな。
記念撮影の後は、現場でお祝い。
オーガニック弁当を食しながら、にぎやかな一時を過ごしました。
上棟のお祝いは、設計の仕事をしていて、至福を感じるときの一つです。
さて、独り立ちしてから初めての上棟だったので、ほっとするとともにとても感動しています。
今は祭の後の寂しさを感じているところですが、感慨にふけるのも束の間、工事はまだまだ続きます。
皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。
とても順調に進み、3時前には完了!
藤間さんの刻みがほぼパーフェクトであったこと、また伝統構法に精通した大工集団のおかげですね。
こうして集まってくれた技術水準の高い大工たちに感謝です。
しかも皆さん若いのが何よりです。(平均年齢30代前半?)
彼らとともに、伝統的な構法のよさを徐々に伝えていきたいですね。
朝8時集合。
大工が11人。
しかも伝統構法に精通した大工ばかりなので、とても心強い限りです。
朝からとてもいいペース。このペースだったら午前中に上がっちゃう?
写真は、かけやで胴差を叩き込む作業。
これも伝統構法ならではですね。
「カンカン」といった木を叩き込む音が、まわりに響き渡っていました。
今となっては、とてもめずらしい音になってしまいましたね。