K邸上棟前夜。木材搬入完了
午前中は雨が降りましたが、午後からあがりました。
午前に足場据付、そして午後に刻んだ木材を搬入。いよいよといった感じです。
藤間さんもそうだと思いますが、私も気持ちが高ぶってきました。
午前中は雨が降りましたが、午後からあがりました。
午前に足場据付、そして午後に刻んだ木材を搬入。いよいよといった感じです。
藤間さんもそうだと思いますが、私も気持ちが高ぶってきました。
今日、基礎に土台を据え付けました。
いよいよ明後日上棟(予定)です。
あとは天気と無事を祈るばかりです。
土台の色ですが、少し赤みを帯びているのが分かりますか?
これはヒノキなのですが、柿渋を塗ると、こうして赤みを帯びるのです。
近くで見ると、隠れるのがもったいないくらい、きれいに塗れています。
現場にいると、通りがかりの子供連れのおじさんが、「ほら、木の家が建つんだよ」と、子どもに話しかけながら通り過ぎていきました。近所の方々はちゃんと現地の看板を読んでくれているようで、何だかうれしいです。(現地看板については、後ほど紹介します。)
でも、考えてみたら、そこら中に「木」の家はあるわけで、それを敢えて「木の家」と表現していただけるのもおもしろいですね。
T田さん、ありがとうございます。
飛び入りで参加していただきましたが、一人増えたことで今日はたいへん助かりました。
今度ご夫婦でいかがですか。
それと、A部さんにもよろしくお伝えください。
K村さん、I邸の竹伐採に引き続きご参加いただきまして、ありがとうございます。
早くご自身の設計プランがまとまるといいですね。
自分の家も、どこか塗るのかな。
今日は6回目の柿渋塗り。
今日のメンバーは、
Kさんご夫妻、K村さん、T田さんと私の5名。
途中、I邸のIさんたちも見学に訪れていただきました。
いつものことですが、お手伝いいただいた方に感謝です。
今日のメニューは通し柱、胴差など、大物たちが勢ぞろい。
今までで最もたくさん塗りました。
木材を運ぶだけでも大仕事。さすがに今日は木材を運ぶ機会が多かったので、腕が疲れました。
さあ、今日で構造材は全て塗り終わりました。
もうすぐ七夕の日、いよいよ上棟の日が近づいてきました。
大工の藤間さんももちろんそうだと思いますが、私自身もいっそう身が引き締まる思いです。
天気が心配なので、数時間おきに、携帯で天気予報をチェックする日々が続いております。
大丈夫、Kさんは「晴れ男」だから。
日中まで山梨の山の中に居た後、夜は一転して葉山の海で設計の打ち合わせ(といっても半分以上、お茶していたようなものですが(笑))。
一日の中で、山と海を両方満喫しました。夏だなあ。
打ち合わせの場所は、葉山一色海岸の海の家の一つ(名前忘れました)で、その海の家は、セルフビルドで竹をふんだんに使って建てた、なかなかセンスの良い建物でした。
そして照明器具も手作りです。
写真のとおり、短く伐ったモウソウ竹に無数に穴を空け、その中に電球を入れ、さらに「頭」の部分には葉を差し込んで、パイナップルをモチーフにしているようなものでした。
まさに南国、海の国を演出。
このように、ここでは建物や小物を含めて、「竹」という限られた条件(お題)の中で、人の手と工夫で、とても楽しいたてものを楽しく作っています。
私はこうしたたてものづくりにとても強く魅かれます。感動すらおぼえます。
決して潤沢なお金がなくても、人の手と工夫で、豊かな空間は作ることができるのですね。
まさに私の設計活動の理念とするところです。
私は、建主さんから2,000万円以上のお金を預かって家づくりの仕事をしているわけですが、「お金のかけ方」について積極的に提案していることがあります。それは、常に職人さんへの感謝の気持ちとしての手間賃、建物の性能に関わる部分、あるいは安全な材料等々、お金をかけるべきところは妥協せずにかける一方で、自分たちでできることはできるだけ自分たちで行おう、というものです。
そしてそれは予算を下げるという目的もありますが、先ほどのとおり、私は結果的に豊かで感動的な空間を作れると考えます。
空間というのは、建物が完成したときが完成ではないですからね。
住まい手、使い手が、日々の暮らしの中で作りこんでいくもののはずだからです。
そういえば、昼過ぎまでいた山の中では、廃屋になっている建物を、興味のある人たちの手で改修して住みたい、という相談を受け、実際に候補となっている廃屋を見てきたところです。
これもとても楽しそうなので、是非実現させたいと思います。
いやしかし、暗闇の海を目の前に、波の音を聞きながら裸足で打ち合わせは、葉山ならではですね。
早くこのたてものを作って、海辺でイタ飯(設計している建物はイタリアンレストラン)を夜が更けるまでゆっくり満喫したい。
今日は私の誕生日。
いつもよりも早く帰って(といっても9時前でしたが)、子どもたちと一緒に夜ごはんを食べました。
帰宅がだいたいその時間になるのは事前に分かっていたので、いつもは7時ごろ夜ごはんを食べるのに、先に風呂に入って一緒に食事をするのを待ってくれていたようでした。
元気よく「おめでとう」と言ってくれたかな(ねえさん8才)、はにかみながら「おめでとう」と言ってくれたげん(おとうと6才)、とそれぞれでしたが、子どもたちから言ってもらえるととくにうれしいですね。
こうした「イベント」は、子どもたちと接したり、コミュニティを再確認する良い機会です。
普段そういう機会が少ないだけに、大事にしていきたいと思います。
仕事と子どもについてついでに。
仕事ばかりで子どもたちとは面と向かって接する機会は少ないですが、私の仕事をしている後姿(今、半分は家で仕事をしています)を見て、何か感じてくれるものがあれば、と思います。
※しかしどうやら子どもたちはパソコンで絵描いて遊んでばかりいる、と思っているらしい…