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2015年2月18日

「医・食・住 自然界と調和した暮らしの哲学入門2015」のご案内

カテゴリー: 告知・連絡


今日も冷たい雨の日ですね。

予定していた野良仕事は
あいにく中止になってしまいましたが、
おかげで事務仕事が
とても捗りました。

ずーっと晴が続くことはなく、
ずーっと雨が続くことはなく、

晴れたら空の下に、
雨が降れば机の前に、
と位置づければ、
雨の日も悪くない気がします。

さて表記の件、
今年も4月に葉山ピスカリアで
「自然界と調和した暮らしの哲学入門」を
開催いたします。

これまでと同様、
「医」の分野は、三好基晴さん、
「食」の分野は、河名秀郎さん、
「住」の分野は、私日高が約一時間ずつ、

暮らしの哲学を
お話しさせていただきます。

他二人のお話を聞いて感じることは、
分野は異なりますが、
健康に、心地よく日々を暮らすための哲学は、
重なる点が実に多いということ。

そしてそれは
決して難しく考える必要はなく、
明日からでも転換できることが
ありそうだということ。

「哲学」と申すと、
とても壁が高そうに聞こえるかもしれませんが、
ぜひ気軽な気持ちで、
お越しいただければ幸いです。

それでは皆様、
何卒ご検討のほど
よろしくお願いいたします。

なおお越しくださる方は、
お手数ですが先着順の受付のため、
下記連絡先までご連絡くださいますよう、
よろしくお願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com
080-5467-8701
きらくなたてものや 日高

■「医・食・住 自然界と調和した暮らしの哲学入門2015」のご案内

・日時:2015年4月20日(月) 13:30〜17:30終了予定
・場所:ピスカリア(葉山町堀内918-20)
・会費:2,000円
・定員:30名(先着順)

自然界に学び、自然界との調和を追求することで、
健康的で、心地よい暮らしの哲学が見えてきます。
医・食・住全ての分野で‘目からウロコ’のお話、
葉山のおいしい料理店、ピスカリアで召し上がれ。

■会場:ピスカリア
 
2006年3月、当店のシェフ出雲択逸氏が葉山の地に開業したシチリア料理店。自然栽培した野菜と、地で採れた魚を基本的な素材として、素材の特長をシンプルに引き出した味がまたたく間に評判を呼び、葉山の人気店の一つとなる。また店の建物は、「きらくなたてものや」設計により、木組みと土壁といった伝統工法で作られたもの。シェフ自ら竹を伐り、泥をこね、竹小舞をかき、料理と同様、シェフの手と思いが詰まった空間となっている。

■「食」講師:河名 秀郎(かわな ひでお)
 
1958年東京生まれ 國學院大学卒業
自然界との調和をテーマに、ハーブティー販売会社勤務、自然栽培を実践する農家での1年の研修を経て、「ナチュラルハーモニー」を設立。自然農栽培によって生産された農産物、食品の販売を開始。自然栽培と天然菌による発酵醸造の開発と普及を行う。現在、食だけにとどまらず、衣食住トータルで自然と調和する暮らし方、ナチュラルライフスタイルを提案。 土と植物と人とが調和
し、医者にもクスリにも頼らない生き方を提唱している。
http://www.naturalharmony.co.jp/

■「医」講師:三好 基晴(みよし もとはる)

1953年福井県鯖江市生まれ 医学博士 臨床環境医
スポーツ選手経験(走り高跳びで2m02cmの記録)をいかし、東海大学医学部でスポーツ医学、トレーニング方法などを研究していた。現在、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性疾患、化学物質過敏症、電磁波過敏症、がんや糖尿病などの生活習慣病などに対して一切薬も健康食品も使わず、衣食住の生活環境を改善する診療をしている。
全国で講演活動や小人数の健康セミナーや料理教室を行っている。趣味は手作りの料理や発酵食、自然食レストランの食べ歩きなど。2008年よりマスターズ陸上競技大会に出場。M55(男子55〜59歳の部)走り高跳び神奈川県記録保持者(1m55cm)。全日本マスターズ陸上競技選手権大会の走り高跳びで2009年第2位、2012年第3位。2013年第3位。
著書は「買ってはいけない」共著(金曜日)「買ってはいけない2」共著(金曜日)「健康のトリック」(花書院)「ウソが9割 健康TV」(リヨン社)「健康食はウソだらけ」(祥伝社)「薬の常識はウソだらけ」(広済堂あかつき)「本物が食べたい」(二見書房)、携帯小説「ドクターシェフ」http://ncode.syosetu.com/…などがある。

■「住」講師:日高 保(ひだか たもつ)

1970年神奈川県鎌倉市生まれ 一級建築士
「気持ちよい空間、楽しい暮らし」作りを追求し、建築設計活動に取り組む。この理念のもと、職人や素材と住まい手の関係を築き、また日本の伝統的な建築工法を用いて現代の空間の表現を試み、主に地元の神奈川県下で、住宅、店舗等の木造建築の設計を手がけている。また、木造建築の設計活動を通じて得た知識を生かして、森や木を媒介とする都市農村交流活動や、家づくりの体験学習教室などの教育・文化活動にも力を注ぎ、むらづくり、まちづくりを視野に入れた活動も行っている。

2015年2月17日

2015梅花の候の竹伐り隊&茅ヶ崎エネルギーカフェ中止のお知らせ

カテゴリー: 告知・連絡


昨日は少し身体を動かせば、
あたたかい日でしたが、

今日は何をしても
寒かったですね。

しかし温かい日と寒い日とが繰り返す
「三寒四温」は春の証拠。

ちらちらと梅の花も
目にするようになりました。

さて今回ご連絡したのは、
来週25日の水曜日、
竹小舞用の竹を伐るという目的ではなく、

将来的によい竹が採れるように、
竹林の環境を整えるために行う
竹伐り隊のご案内です。

実際の成果物がなかったとしても、
一日仕事をするだけで、
枯れた竹などで鬱蒼としていた竹林が
光と風の入る場所に生まれ変わる心地よさは
ある意味で格別の成果品です。

まさに野を良くする
野良仕事!

みかん畑の一角で行いますので、
作業の合間の休憩時間も
ぜひ楽しみにしてください。

平日で恐縮ですが、
ご都合のよい時間だけでも
かまいません。

多くの皆様のご参加を
お待ちしております。

なおご参加いただける方は、
お手数ですが交通手段を添えて、
その旨以下の宛先までご連絡を
お願いいたします。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

【2015梅花の候の竹伐り隊】
・日時…2015年2月25日(水) 9時〜日没まで
・場所…小田原市沼代(みかん農園「あきさわ園」の一角で作業します。)
・集合…別途ご連絡します。
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル、軍手
・雨天中止となります。
  (当日6時までに作業実施を決定します。)

・・・・・・・・・・

それともう一つ、

実は2月28日(土)に予定していた
茅ヶ崎エネルギーカフェですが、
私の個人的な事情により、
たいへん申し訳ありませんが
中止とさせていただきます。

と申しますのも、
実は私がコーチを務めさせていただいている
ラグビースクールのチームが
予選を勝ち上がり、

その週に大阪で行われる
決勝大会(全国大会)に
帯同することになったからです。

コーチの立場としては、
うれしいことではありますが、

楽しみにしてくださっていた皆様には、
ご迷惑をおかけして申し訳ないです。

そのかわり決勝大会では
子どもたちにとって小学生最後の大会で
悔いなく力を出し切れるよう、
私もがんばりたいと思います。

その次の5月23日(土)では、
ぜひリベンデルでお会いしましょう!

2015年2月15日

始まりの儀式の記録動画

先日の稲村ガ崎で行った
ヨイトマケについて、

参加者の一人が
動画で記録してくださり、

それを編集して
You Tubeにあげてくださいました。

当日のことが目の前によみがえる
とてもステキな動画ですので、
皆様にもご覧いただければ幸いです。

これも仲間の輪の中から
生まれた作品だと思うと
うれしいです。

http://youtu.be/RvwW6vA7WMU

2015年2月11日

省エネな住まいとまちをデザインする

カテゴリー: エネルギーカフェ


立春から一週間。
すっかり春が来たような陽気の中、
今日は鎌倉エネルギーカフェ。

今日のテーマは、
省エネな住まいとまちをデザインする。

今回の話題提供者は、
チラシの記載では
当初私がお話しする予定でしたが、
鎌倉市環境政策課
環境政策エネルギー担当の
澁谷 毅さんにお願いしました。

今年度鎌倉市では、
「エネルギー実施計画」を作る予定で、

担当者の一人である澁谷さんは、
この一年の間に
京都市をはじめ、
参考となる事例を視察したり、
勉強会に参加したりと、
様々な調査を進めてこられました。

昨年10月に鎌倉市が主催したワールドカフェで、
そのような調査を行っていることを知ったのですが、

それらが市民の目に触れないのは
もったいない!と思い、

先月急きょ鎌倉市環境政策課に
声をかけさせていただいた次第です。

もちろん調査報告も
楽しみだったのですが、

昨年度同じ課の方が作り上げた
あのすばらしい「鎌倉市エネルギー基本計画」を
行政の立場として皆さんに
紹介していただきたかった、
という思惑もありました。

ですのでその概要版を配布したうえ、
エネルギーに関して
現在鎌倉市が掲げた将来目標についても
お話をいただきました。

さて、澁谷さんのお話を
一言で要約すると、

新たにまちを刷新する
余地が少なく、
既存のまちなみや建物を
活かしながら進めていく必要がある
歴史的都市鎌倉での方向性の一つは、

省エネ、だけに焦点を当てて
手段を考えるのではなく、

例えば防災だったり、景観だったり、
様々なまちの課題と併せて
一石二鳥、一石三鳥となるような
施策を考えたらどうだろうか、
という提言でした。

つまり「省エネ+α」の取り組み。

正直行政の取り組みは、
「縦割り」という印象が強かったので、

行政の方から
こうした提言があったことは

驚きとともに、

様々な楽しい発想が
行政や市民の間から
生まれてくるかもしれない、
という予感を感じさせてくれました。

実際、会の後半では、
小グループに分かれて
「省エネ+α」の取り組みを
みんなに出してもらいましたが、

その提案の実に楽しいこと!

それらの中の幾つかでも
数年の間に実現できれば、

その取り組みで観光客も来るような
楽しいまちになりそうです。

またそもそも、
こうしてざっくばらんに近い距離で
行政の方のお話を聞く機会って、
実はあまりないと思うのですが、

今回改めて
とても大事な機会だと思いました。

市民の顔が見える行政。
行政の顔が見える市民。

もちろん気をつけなければならないことは
多々あると思いますが、

そのような関係があってこそ、
行政と市民が手を取り合って
目標に向かって
何かに取り組んでいけるのだと思います。

とくにエネルギーは、
市民の暮らしに根付いた話。

またぜひこうした機会を
作ってみたいと思います。

話題提供者の澁谷さん。

若さに溢れつつ、
落ち着いてお話を
してくれました。

こうした方が
市にいると思うと
頼もしいですねー。

今日の参加者たち。

実は先週まで参加人数が
伸び悩んでいたのですが、

今週に入ってたくさんの応募があり、
ほぼ定員いっぱいの状態。

今日初めての方が
多かったのも印象的で、
また新たなご縁を
いただくことができました。

鎌倉エネルギーカフェ自慢の
一品持ち寄りカフェタイム。

もう本当においしい
料理やお菓子ばかりで、
家に晩ごはんいらない、
と言っておけばよかった(笑)。

後半は、
2つのグループに分かれて、
みんなで「省エネ+α」の提案を
考えてみました。

どちらのグループも
とても盛り上がっている様子でした。

1班の発表。

共同生活、身体の力を高める、
自給自足、食生活、鎌倉ブランド…、

書ききれないほど
実に多彩!な意見が出たようです。

2班の発表。

こちらは、
「省エネ+観光」に的を絞り、
租税法までをも巻き込んだ(笑)、
詳細な取り組みも含めた提案。

しかしプロジェクトチームを組んで
真剣に検討したら、
近年中に実現できそうな
予感がしました。

日が暮れると
さすがに足元が冷えてきましたが、

今日もあったかい場所だったなあ。

2015年1月30日

鎌倉エネルギーカフェ(2015/2/11)〜省エネな住まいとまちをデザインする〜のご案内

カテゴリー: 告知・連絡


来週は立春が控えているとはいえ、
この時期は‘大寒’。

とくに今日は、
寒かったですね。

外で歩いている時は、
氷をかきわけて
進むようでした。

さて、寒い時にこそ、
熱さをもたらすエネルギーの話。

今期第四回の
鎌倉エネルギーカフェの
ご案内です。

今回のお話は、
「省エネな住まいとまちをデザインする」
というテーマのもと、

講師は、
鎌倉市環境政策課、
環境政策エネルギー担当の
澁谷 毅さん。

つまり行政の立場として、
エネルギーの分野に
取り組んでいる方です。

鎌倉市では、
昨年度「鎌倉市エネルギー基本計画」を策定し、

今年度は「鎌倉市エネルギー実施計画」の策定に向けて
日夜作業を進めていますが、

その中で澁谷さんは、
ここ鎌倉で何を実践することができるか、
それを探るために、

様々な先進事例を
調査されてきました。

昨年10月に鎌倉市が主催した
エネルギーに関するワールドカフェでも、
これまでの興味深い調査内容を
簡単に報告していただきましたが、

今回、皆さんとともに
省エネな住まいとまちをデザインするために
その参考として、
詳しく調査されてきたことを
お話しいただきます。

さらに昨年度に策定した、
市民の声を十分に反映して作った
「鎌倉エネルギー基本計画」についても、
説明をいただく予定です。

何しろこの「基本計画」が
本当にスバラシイ!ので、
それだけでも一聴の価値あり、です。

また市民と行政が
膝を突き合わせ、輪になって
まちのエネルギーの未来を考える機会、

それを通じて紡がれる
市民と行政の連携というのも、

なかなかステキではありませんか。

ぜひたくさんの方に
お越しいただければと思います。

なおご参加いただける方は、
お手数ですが差し支えない範囲で
お名前、連絡先、ご所属(勤務先・学校等)を添えて、
下記連絡先までお申し込みください。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

◎2014-15鎌倉エネルギーカフェ(第4回)開催要領
■日時:2015年2月11日(水・祝) 15:00〜18:00
■会場:カジュアートスペース
  住所…鎌倉市二階堂57-1
  HP…http://khaju.com/
■会費:1,000円
■定員:20名(先着順)
■持物:筆記用具、自慢の一品(飲食物/可能な範囲でOK)です。

※イラストについて

約二年前、
第一期鎌倉エネルギーカフェで
みんなで出し合った意見をもとに
イラストレーター夏まやさんに
描いていただいたものです。

2015年1月26日

2015梅花の候のカキシブ隊、のご案内

カテゴリー: 告知・連絡


昨日一昨日の二日間、
「鎌倉の小屋」完成見学会でした。

寒い中とてもたくさんの方々に
足をお運びいただき、
とてもうれしく思います。

小さな小屋だけに、
私たちにとって
本当に必要なモノ、コトとは
何なのかということを
私自身考え直す
よい機会でしたし、

エネルギーという観点からも、
「小さく暮らす」という発想は、
今後見直されるかもしれませんね。

さて今回は、
1月17日に引き続いての
カキシブ隊のご案内です。

前回は実に様々な属性、世代の方に
お越しいただき、

初対面同士の方も多い中、
単純作業を繰り返すことによって、

いつの間にか
ステキなご縁になっているという
感じでした。

これぞ「現代版結」の醍醐味。

この共同作業の楽しさと力を感じに、
ぜひ多くの皆さまのお越しを
お待ち申しあげております。

なおご参加いただける方は、
人数確認、および道具等の準備のため、
お手数ですが事前に以下の宛先まで
ご参加の旨のご連絡をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■2015梅花の候のカキシブ隊

・日時…平成27年2月7日(土) 9:00〜日没まで
・場所…厚木市飯山 吉岡木材
・集合…9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

【連絡事項】
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2015年1月16日

鎌倉の小屋完成見学会のご案内

カテゴリー: 告知・連絡


年が明けて16日。

スポーツ観戦と、
ここのところ続く行事に
明け暮れているうちに、
もう1月の半分を回ってしまいました。

あれだけ整理整頓した
私の机の周りも、
なんとなく元の状態に
戻りつつあります(笑)。

さて今回は、
昨年秋から鎌倉で手がけていた
約7坪の小屋が年末にほぼ完成し、

このたび建主さんのご厚意を得て
以下の要領で完成見学会を
行う運びとなりました。

カツラの木の下で
一人で暮らすための
小さな小屋ですが、

作り方はこれまでと同様、
大工が手で刻み、柿渋を塗り、
建主自ら竹を伐り出し、
竹小舞を編み、土を塗って、
心地のよい居場所づくりに
努めました。

また私は、
みんなが集まる場所を中心に、
一人こもって創作活動できる
このような小屋が、
ぐるりと並ぶ集落を作ったら
おもしろそうだな、と思いながら、
この小屋を作りました。

それでは多くの方々のご参加を
お待ち申し上げております。

なお恐れ入りますが、
ご参加にあたっては
予約制とさせていただきます。

ご参加希望の方は、
お手数ですがその旨以下の宛先まで
ご連絡をお願いいたします。

きらくなたてものや 日高宛
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

ご連絡を頂いた後、
詳しい場所や事務連絡等を
ご返事させていいただきます。

【鎌倉浄明寺に邸完成見学会】
・日時…平成27年1月24日(土)-25日(日) 10:00〜16:00
・場所…鎌倉市浄明寺
※駐車場が付近にないため、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
※私は、1/24(土)常駐していますが、1/25(日)は不在です。(建主さんがお迎えしてくれます。)

2015年1月12日

在るもの生かし、知恵と油で暖を採る

カテゴリー: エネルギーカフェ


今日は
第3期鎌倉エネル―カフェの
第3回目。

前回が9月でしたから、
4ヵ月ぶりの再開、

と申しますのも、
私個人の都合で
たいへん恐縮なのですが、

10〜12月の日曜日は、
子どもたちのラグビーの
試合の日が続くため、
毎年極力行事の日程は
入れないようにしているからです。

さて今回は、

在るもの生かし、
知恵と油で暖を採る
というお題のもと、

佐野武さん、大野右子さんに
お話をいただきました。

実は昨年2月も、
佐野さん大野さんに
お話ししていただく
機会を設けたのですが、

あの大雪の影響で、
参加者が激減してしまい、

それはそれで
少人数で和気あいあいと
楽しかったものの、

こんな面白い話を
少人数の間で留めておくのは
実にモッタイナイ!と思い、

再度今年も
企画させていただきました。

そうしたら今年は、
おかげさまで満員御礼!

昨年一度聞いていたので、
今日来てくださった方も
とても楽しんで帰っていただけるだろう
という確信はありましたが、

その予想に違わず、
今回も本当に
興味深いお話と実演を
してくださいました。

なんといっても
佐野さんたちの取り組みが
面白いのは、

コルク栓、アルミホイル、
タコ糸、そしてサラダ油、

身の回りで
容易に入手できる材料で、

壊れているものですら、
手を加えて再び、
命を吹き込むことができる
ということです。

しかもその気になれば、
明日からでも。

その発想は、
オイルストーブだけではなく、

他にも応用することが
できそうです。

その小さな知恵、
小さな創造の積み重ねが

巨大すぎて
よく分からない何かに
翻弄されることなく、

日々を楽しく暮らすための
大きな突破口になりえるのだと
思います。

実際佐野さんたちの
暮らしぶりは、
詳しく聞かずとも、
顔に「楽しい」と
描いています(笑)。

引き続き鎌倉エネルギーカフェでは、
佐野さんファンを
増やし続けていきたいと
思いますので(笑)、
よろしくお願いいたします。

今日はご覧のとおり、
満員御礼!

陶器製の植木鉢を利用した
佐野さんご推奨の
名付けて「テラコッタツ」。

ほんのりとしたあたたかさが
気持ちよさそうです。

おやつの時間、
オイルストーブで
イカを炙る。

オイルストーブは、
こんな使い方もできます。

エネルギーカフェ自慢の、
自慢の一品持ち寄りカフェ。

本当においしい料理や
お菓子ばかりです。

今回はソーラークッキング研究家の
西川さんも参加してくださったので、
太陽の恵みをエネルギー源に
作ったお菓子もあります。

カフェタイムの後は、
恒例の小グループに分かれて話し合い。

3グループに分かれ、
今日の感想とともに、
これからの取り組みなどについて
話し合っていただきました。

2015年1月10日

祭のような始まりの儀式


今年初めの
「現代版結」の取り組みは、
ヨイトマケ。

ヨイトマケとは、
やぐらを組んで、
重いおもりを地面をつく作業です。

コンクリートなどない時代、
伝統的な日本の家の足元は、

地面をしっかりとつき、
その上に石をしっかりと置いて、
木組みが載っかるという、
いわば石場建て。

今回は屋根のない
工作物ではありますが、

その石場建ての工法で
やってみようと、

ヨイトマケを
行うこととなりました。

昨年末から
募集をかけたところ、

ヨイトマケ自体の
物珍しさも手伝ってか、

今日はなんと、
40名以上の方々に
お集まりいただきました。

そんなに集まってくださるので、
みんなで輪になって、
数え唄を歌いながら、
楽しく進めようかな、
と思っていましたが、

最初の1時間で1個の石しか
据えることができなかったので、
方針変更(笑)、

「体育会系」にて
進めることといたしました。

すると交替要員は周りに
たくさんいるので、

その後は最初の1時間は、
いったいなんだったんだろうと思うくらい、
みるみる進みました。

皆さんがそれぞれ、
作業の手順を覚えたということも
大きいですね。

最後のほうは職人も私も、
ほとんど口と手を出さずに
済むほどでした。

ええもうこの鎌倉の仲間で、
ヨイトマケ請け負えます(笑)。

いずれにしても、
たくさんの人たちが集まって
数の掛け声が響き合い、

一つ一つの作業は
重労働でしたが、

おやつの時間には、
16個の石を全て据え終わり、

みんなと汗と達成感を
共有することができて、
本当に楽しかったです。

祭りのような始まりの儀式、
これからこの場所での物語が
さらに楽しみになりました。

数え唄を模造紙に書いて、
みんなで歌いました。

しかし途中から、
三十の数のみ(笑)。

女子だけ集まって行った
女子会ヨイトマケ。

やはり男子が行う時とは違う
しなやかさがありました。

私はしばらくこの真ん中にいて、
幸せでした(笑)。

お昼ごはんは、
おいしいごはんが集まって、
まさにお祭りのような雰囲気。

最後はそこにいる皆さんの
ほぼ全員が綱を引きました。

みんなで共有した達成感!

「おまつり」の後、
つい一時間前が嘘のような静寂。

これが今日の成果品。
皆さん、ありがとうございました!

足腰十分養生して、
お休みください。

2015年1月9日

始まりの儀式の準備


明日はいよいよ
みんなの稲村プロジェクトにてよいとまけ。

建主さんとそのお友だちの方とで、
その準備をすすめました。

今日の日中は
本当に気持ちがよいお天気で、
明日のワクワク感が
いっそう高まりました。

明日は延べ50人くらいになりそうで、
満員電車並みになりそうですが、

始まりの儀式、
みんなで一体となって
楽しみたいと思います。