ふわっと柔らかい
武川の古民家にて。
昨年晩秋の文化の日に
みんなで叩いた土間が
一部ご開帳。
セメントで固めた土間と
似ているといえば似ていますが、
やっぱり一見して
表情がふわっと柔らかい。
地面に頬を当てて、
撫でてみたい気持ちになる
表情です。
みんなの一心不乱にたたく背中も
思い出すからかなあ。
春は三寒四温といいますが、
それにしても気温の振り幅が大きく、
冬と初夏、
二つの季節を同時に味わえますね(笑)。
しかし今後は
気温が安定しそうでよかったです。
さて今週末から始まる
鎌倉路地フェスタの出展企画、
第二弾のご案内です。
土曜日は、
きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸、
その次の日は第二弾として
勝手にきらくな設計演習を
予定しています。
「勝手にきらくな設計演習」とは、
鎌倉のまちの中で勝手に敷地を選んで、
その敷地でどんな空間を作ったらいいか、
まさに鎌倉を象徴するような住まいの庭先で
みんなで妄想しようという、企画です。
普段仕事として取り組んでいる
建築関係者だけではなく、
主婦、子ども、ご隠居さん…、
いろいろなたくさんの人たちの視点による
「勝手な発想」を楽しみたいと思います。
そういえば
数年前に同じ企画を行ったところ、
子どもたちのまちに対する問題意識と発想に
脱帽しました。
なので絵心とか年齢とか関係なく、
ぜひたくさんの方々の
お越しをお待ちしております。
■鎌倉で勝手にきらくな設計演習@吉野邸 開催要領
日時:2019年4月21日(日)13~17時
場所:吉野邸(鎌倉市小町2-18-9)
会費:1,000円
定員:15名(先着順)
持物:筆記用具
毎年恒例となりました、
鎌倉路地フェスタの出展のご案内です。
http://www.roji-kamakura.net/
今年は企画が二つ、
そのうちの一つは、
鎌倉エネルギーカフェから派生した毎年恒例大好評企画、
きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸、です。
「きらくなさんぽんれすとらん」とは、
ソーラークッキングの普及活動のため、
様々なソーラークッカーを駆使して
各地でおいしい料理を作り続けている
ソーラークッキング研究家の西川豊子さんと、
http://www.netlaputa.ne.jp/~toynishi/
鎌倉でおいしいケーキを
神出鬼没に自転車で曳き売りしている頃から
人気に火がつき始め、
今は梶原で、夕方には売切れてしまうほど
大人気のお店を出している
ポンポンケーキの立道嶺央くんが、
https://www.facebook.com/POMPONCAKES
ソーラークッカーと
薪が燃料のロケットストーブを使い、
自然エネルギーをフル活用して
料理をふるまうという
お二人のコラボ企画です。
お日さまのsunと、
ポンポンケーキのpomが
きらくにコラボして食事をいただくので、
きらくなさんぽんれすとらん。
朝10時から、
料理を皆さんとともに行い、
お昼頃、皆さんとともに
お食事を楽しむ予定です。
自然エネルギーを使う
楽しさとおいしさ、
そして豊かな余韻を
感じていただくとともに、
皆さんとの交流も
楽しみにしております。
それでは皆さま、
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
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2019きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸
Sun-pom restaurant in Yoshino’s house
■日程:2019年4月20日(土)
■場所:吉野邸(鎌倉市小町2-18-9)
■スケジュール
10:00-14:00
■参加費:2,000円
■定員:15名
■事前予約制
ご予約、お問い合わせは、
以下の連絡先までお願いいたします。
なお、受付は先着順です。
恐れ入りますが定員に達し次第、
締め切らせていただきます。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
080-5467-8701
■注意事項
当イベントは、ご厚意によりお住まいのお庭をお借りして行います。
お庭には日頃大事にされている草花もありますので、何卒ご配慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。
武川の古民家にて。
現在家の中に足場を組んで、
屋根の裏側に板を張っています。
冬は厳寒になるこの地で
さすがに屋根に断熱材がないと
シンシンと冷えるので、
屋根に断熱材を添えつつ、
どのように仕上げるかが
とても難題でした。
というのも、
垂木はあくまでも
下地という認識だったのか、
規則的に整然と並んでおらず、
しかも‘せい’(=高さ)もまちまち。
つまり三次元に不揃いな状態。
どのように解決するかは
案2つ。
案1)
垂木間に断熱材を添えたうえ、
垂木の上から板なりボードを張って
仕上げること。
しかしそれだと、
垂木の‘せい’を揃える作業がたいへん、
しかも垂木が隠れてしまうのも
かなり残念。
案2)
垂木間に断熱材を添えたうえ、
垂木と垂木の間に
板なりボードを張って仕上げること。
しかしそれだと、
垂木が全てまっすぐではないので、
それに沿って板等を
入れていく必要があり、
美しく仕上がるか
不安がありました。
どうしようかと考えた結果、
案2を敢行。
仕上げは、
できるだけ石膏ボードを
使わないという方針により、
羽目板にすることに。
しかし板だと
不整形な垂木との取り合いが
目立ってしまうため、
柿渋コートで
黒く塗ることにしました。
今日行ってみると
1/5程度張られていましたが、
すぐさまこれは
たいへんな作業だと実感。
それでも仕上がってみると、
昭和の屋根の改修により
ベニヤにしていた野地板が
見えなくなり、
さらにいかにも
古民家という風情が
より増してきました。
残り4/5。
たいへんですけど
がんばってください。