調和しながら地面と向き合う
武川の古民家にて。
文化の日に
玄関土間のタタキを
みんなで行いました。
参加者数は、
アースマンシップにご縁のある方々
約20名。
年齢、性別、属性
ホントに様々な人が
集まりました。
最初左官職人から
作業の説明がありましたが、
こうして大勢で
大きな面積の土間をたたく時は、
自分の守備範囲だけを
一生懸命仕上げるのではなく、
周りを見渡しながら
全体を沈めていくように
たたいてください、
という話がありました。
まさに周りとの調和の意識が
大切になります。
作業内容だけを切り取れば、
まさにこれ以上ないというほど
単純労働。
音楽の斉唱のように
単純なだけに逃げがきかず、
調和が求められるのだと思いますが、
みんなきちんと
左官職人たちの指示にしたがって、
全体を意識しながら
地面と向き合っていました。
そしてこの作業は、
おおぜいでやるべきですね。
少人数だと途方にくれますが、
人がたくさんいると
調和を意識しなければならない一方で、
安心感と楽しさがあります。
「楽しい」という声が聞こえる中、
あっという間に夕暮れとなりました。
明日も続きの作業です。
私は所用で帰りますが、
引き続きよろしくお願いいたします。
なお私は今日、
工程の都合もあって
みんなが地面に向かっているのを横目に
竹小舞のまま残っていた壁に
ずっと土を塗っていました(笑)。
ま、土つながりということで。