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2018年5月5日

きらくが凝縮された箱

葉山ファクトリーで行われた
「つくるいち」に参加。

竹小舞&竹細工ワークショップを
開催しました。

当初アトリエ内にある開口部に
竹小舞をかく予定でしたが、

半日ごとに
数名ずつ参加してくれるというので、

それでは参加者が
手持ち無沙汰になる可能性があり、

「練習台」を用意して
竹小舞をかいていただくことに
しました。

しかも竹割りから始まり、

次に練習台となる
伝統的な仕口・継手が詰まった木組みを
みんなで組み立てたうえで

ようやく竹小舞の作業に
入れるという流れ。

さらに午後の部では、
竹小舞に土を塗る作業も
体験しました。

普段きらくなたてものやが
やっていることを

たくさんの方々に
凝縮して体験していただくことができ、

本当によい機会
だったと思います。

参加者にとっても
一つ一つの体験が
新鮮だったようです。

また参加者の構成は、
午前は子どもたちとお母さん中心、
午後はみっちり学びたい大人中心、
と色がくっきり分かれましたが、

それぞれの楽しさがあって
私もそれぞれの時間を
存分に楽しむことができました。

今日は一日、
きらきらした宝石のような
日でした。

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2018年4月21日

2018きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸開催

春楽しみにしていることの一つ、
今年もきらくなさんぽんれすとらんin吉野邸を
開催しました。

きらくなさんぽんれすとらん、とは、

鎌倉エネルギーカフェを主宰する
きらくなたてものやと、
(→きらくな)

二十数年間
ソーラークッキングで料理を手がけている
西川豊子さんと、
(→SUN、さん)

オーガニックな素材で
絶妙においしいケーキを作る
ポンポンケーキの立道嶺央さんと、
(→ぽん)

鎌倉のまちなかにある
吉野邸のすてきなお庭をお借りして、

ソーラークッカーと
ロケットストーブ、

自然の恵みのエネルギーを
最大限使って
料理と食事を楽しもう、
という企画です。

今年で4回目かな。

年を重ねることで
様子が分かってきて、
私たちも成長し、

内容がより楽しく濃いものに
なってきています。

今年も、
企画者たちがいちばん
楽しんだのではないかと思うほど、
楽しませていただきました。

とくに私は、
ポンポンケーキのレオくんの
とても楽しそうな姿を見るのが
うれしいです。

年に一度と言わず、
せめて季節ごとにやりたい企画ですが、

そう思うくらいの頻度が
いいのかな。

ということで、
今日の様子は以下のとおりです。

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調理器具は、
様々なソーラークッカーと
ロケットストーブ2台。

今回皆さんの協力で
ロケットストーブの
火が絶えなかったので、
料理も順調でした。
 
 
 
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ロケットストーブ用の
薪の準備。

私は子どもたちを中心に
ノコギリとナタの使い方を指南。

意外にもこの作業は
子どもたちに大人気で、

とくに一人の女の子は、
ずーっとやってくれました。
 
 
 
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レオくんは子どもたちと
季節のフルーツでタルト作り。

ちなみにいちごは、
いつもケーキ作りのために
使っている畑から
朝摘んできたそうです。

うーん、こちらも
むっちゃ楽しそう!
 
 
 
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トレーに並んだ
焼く前のタルト。

すでにテンション上がる
色合いです。
 
 
 
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ロケットストーブの上に置かれた
ピースオーブン(直火式オーブン)に投入!
 
 
 
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午前いっぱい料理をして、
ちょうどお昼頃、
お昼ごはんができあがりました。

人参寿司とピラフ、
大豆のミートボールに、
キノコのシチュー、

それにソーラークッカーで焼いた
ココアケーキ。
 
 
 
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ごはんを食べ終えたら
さっそくデザート。

先ほど作った
季節のフルーツタルトに
いちごジャムを巻いたクレープ、
またロケットストーブで煎った
オーガニックなナッツも。

おなかいっぱいになりました。

2018年4月8日

それぞれの背中

柳澤たてもの塾にて。

昨日竹小舞をかいた壁に
さっそく土を塗りました。

若者たちはみんな
初めての体験。

無我夢中で鏝を握る
それぞれ違う
若者たちの背中を、

私はたぶんずっと
覚えていることと思います。

春の始まりを告げる花が
美しい日でした。

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今日のお昼ごはん。
三杯食べてしまいました(笑)。

2018年4月7日

さっそく夜景がいい感じ

柳澤たてもの塾にて。

今年初の竹小舞。

今回は学生さんが中心、
やっぱり動きが
若々しいです。

今日一日の作業で
さっそく夜景が
いい感じになりました。

みんなで小一時間、
古民家の梁に映る影を
ほれぼれ眺めました。

名残惜しいですが、
明日はさっそく
土を塗り込む予定です。

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一心不乱に
壁とき合う若者たち。

 
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手の空いた人たちは、
竹割り作業。

「気持ちいい」という声が
聞こえてきました。

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今日のお昼ごはん。

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みんなで手を動かした成果。
しばらく撮影大会となりました。

 

2018年4月5日

「2018きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸」のご案内

一カ月季節を
先取りしたような日和が続き、

服装だけ見ると
なんだかGWが
終わってしまったかのようです(笑)。

さて今回は、
今年もきらくなたてものやは、
GW前後に開催する
鎌倉路地フェスタに
出展させていただきます。
http://roji-kamakura.net/index.html

しかし例年と異なるのは、
今年室内での展示はお休みし、、

毎年恒例の大好評企画、
きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸、
一本勝負!でいきます。

「きらくなさんぽんれすとらん」とは、

ソーラークッキングの普及活動のため、
様々なソーラークッカーを駆使して
各地でおいしい料理を作り続けている
ソーラークッキング研究家の西川豊子さんと、
http://www.netlaputa.ne.jp/~toynishi/

鎌倉でおいしいケーキを
神出鬼没に自転車で曳き売りしている頃から
人気に火がつき始め、
今は梶原で、夕方には売切れてしまうほど
大人気のお店を出している
ポンポンケーキの立道嶺央くんが、
https://www.facebook.com/POMPONCAKES

ソーラークッカーと
薪が燃料のロケットストーブを使い、
自然エネルギーをフル活用して
料理をふるまうという
お二人のコラボ企画です。

お日さまのsunと、
ポンポンケーキのpomが
きらくにコラボして食事をいただくので、
きらくなさんぽんれすとらん。

朝10時から、
料理を皆さんとともに行い、
お昼頃、皆さんとともに
お食事を楽しむ予定です。

そして例年と少し違うのは、
料理とお食事のあと、

ご参加の皆さんと
鎌倉のまちやエネルギーについて話し合う
交流の場を持ちたいと思います。

自然エネルギーを使う
楽しさとおいしさ、
そして豊かな余韻を
感じていただくとともに、

皆さんとの交流も
楽しみにしております。

それでは皆さま、
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

・・・・・・・・・・

2018きらくなさんぽんれすとらんin吉野邸
Sun-pom restaurant in Yoshino’s house

■日程:2018年4月21日(土)
■場所:吉野邸(鎌倉市小町2-18-9)
■スケジュール
10:00-14:00
■参加費:2,000円
■定員:15名
■事前予約制
ご予約、お問い合わせは、
以下の連絡先までお願いいたします。

なお、受付は先着順です。
恐れ入りますが定員に達し次第、
締め切らせていただきます。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com
080-5467-8701

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2018年3月27日

海と山の違い?

武川の古民家にて。

一昨年末にできあがった
増築部分の外壁は、

ここ最近
きらくなたてものやで多い
柿渋コートを塗った杉板張り。

柿渋コートは外部用とはいえ、
徐々に退色していき、

またとくに塗膜が
あるわけではないので、

空気中の微かな塵や草木が触れると、
かすり傷のような跡ができたりします。

それはそれで、
自然な経年変化として
悪くないと思っていたのですが、

ここは色の退色はあるものの、
かすり傷のようなものが
ほとんどありません。

これは海の空気と
山の空気の違いなのでしょうか。

確かに海のまちは、
細かい砂粒の仕業だな、
と思うことがあります。

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至るところ絵になる場所

武川の古民家にて。

やはり海辺のまちより遅い春、

私たちのまちでは
ソメイヨシノが咲き誇る頃、

ここでは三本の梅が満開。

一昨年の春に作った
小屋の間に切り取られて

絵のように見えてきました。

ここは至るところ
日常の景色が
絵になる場所です。

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2018年3月18日

電磁波とアーシングの講座開催

鎌倉長谷のゆりいかにて、
イオさんによる電磁波とアーシングの講座を
開催しました。

イオさんは、
独立型太陽光発電の講座で
おなじみですが、

最近では
電磁波とアーシングの講座が
主流のようです。

確かに身近な暮らしの話、
身体の話ですからね。

太陽光発電パネルは
明日屋根に載せよう、
というわけにはいきませんが、

電磁波対策とアーシングは、
今すぐにでも実践することができます。

さてアーシングの話ですが、

文明が発達し、
暮らしの電気に頼る度合いが
格段に高くなって、

数十年に比べると
家の中の電気配線は約5倍、

私たちの身体は、
少なからず電気の影響を
受けています。

まして携帯電話やテレビが発達し、
様々な電磁波の影響もあります。

しかしそれだというのに、
電気の影響を受けた身体は、

直に土と触れる機会もなく、
「アース」できていないので、
身体は電気がたまったまま。

私たちの身体が動くのは、
内臓を含めて
脳からの電気信号という話を
聞いたことがありますが、

それだと誤作動しやすいと
思いますし、

何よりもイオさんの講座で驚いたのは、
血の巡りに大きな影響があるということ。

電気を含めて様々な影響で
滞っていた血液が、

アースしたとたんに
血液が滑らかに流れる様子を
動画で紹介してくれました。

なるほど。

今日のこのお話を聞いて、
建築の世界で話題の一つになっている
省エネ化(=断熱化)と結び付けて
一つの仮説を考えてみました。

昔の人は、
なーんも断熱材などない家で
暮らしてきました。

家の中で火を使えたとはいえ、
現代の家よりは
格段に寒かったわけです。

年配の方々と昔の家の話になると、
だいたい共通して、
昔の家は寒かった、
今の人は住めねえよ、
という言葉が出てきます。

これまでは、
そういった話を聞くたび、

温熱環境は慣れもある、
と経験的なことも含めて
そう思っていました、

しかし今日アーシングの話を聞いて、

昔の人はある意味で常に
アーシングされていたわけであり、

また身体を動かす機会が多く、

今の人に比べて
圧倒的に血の巡りがよかった。

だから基礎体温が高く、
自分で熱を作り出す力が
強かったので、
寒さに強かったのではないか。

そんな気がしてきました。

実際講座の後半、
私は午前のラグビーの練習で
ヒザを打撲したこともあって
ずっとアーシングしながら
お話しを聞いていたのですが、

傷みがましになるとともに、
じんわりと温かさを感じました。

それは正しいかはともかく、
アーシングすることによって

実際に身体の状態が改善する例は
とても多いようです。

アーシングのグッズを活用すると同時に、

一日一度、数分でもいいから、
土に触れる機会を作りたいですね。

ということで皆さん、
楽しい楽しい泥コネの作業、
お待ちしています(笑)。

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2018年3月15日

ここにも団子壁

山梨武川の古民家にて。

ロフトに昇ったら、
こ昨年作った土壁の裏が
目に入りました。

昨年末、
藤沢い邸で作ったのと同じ、
「団子壁」です。

あくまでも
下地なのに、

見えなくなるのは
もったいないなあ、
と思ってしまうように
なってしまいました(笑)。

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2018年2月12日

輪になって学ぶ場自体がエネルギー

今期の鎌倉エネルギーカフェの最終回は、
僭越ながら私が「住まいと暮らしとエネルギー」
というお題でお話をさせていただきました。

直前まで参加者は3名、
どんなに少なくても行う予定でしたが、

一日で急激に増えて
フタを開けてみれば8名の参加、

まだまだエネルギーに対する
関心の火が消えてないことを感じました。

さて今日のお話は、
暮らしにまつわるエネルギーについて、
資料やグラフを交えてお話しし、

その後それを少なく済ませる
暮らしのうえでの工夫などについて
お話しをしました。

いえづくりの制度が
高断熱化に進もうとしている中、

それだけではなく、
工夫の余地がたくさんあること、

またそれは家という
器だけの話ではなく、

庭先やまち、
また日々の暮らしの中で
できることもあること、

ということが
お話の趣旨でしたが、

そんなお話を、
文字どおりみんな輪になって、

講演、というかたちではなく、

みんなで持ち寄った
自慢の一品をつまみながら、

みんなで学ぼう、
みんなで考えていこう、
という場の雰囲気が、

何よりもステキで、

私自身がたくさんのエネルギーを
得た感じがしました。

私は今日も含め、
ことあるごとに、

おいしい、
楽しい、
心地よい、

を真剣に追い求める中に
答えがあると申していますが、

おいしいおやつ、
みんなとの楽しい学び、

そんな輪が楽しい
時間だっだのでは
なかったかと思います。

最近鎌倉エネルギーカフェでは
私の発信不足もあって
なかなか思うように参加者が集まらず、

実施の意義について
考えてしまうことの多い一年でしたが、

今日の楽しい時間を体感して、
地道にずっと続けていこう、
という気持ちを
改めて強く持ちました。

来年度の企画は
これから考えますが、

引き続き皆さま、
鎌倉エネルギーカフェを
よろしくお願いいたします。

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