荒壁
241227佐助は邸の荒壁土塗り。
土の先をついツンツンしたくなります。
hidaka
鎌倉のとあるハイキングコース沿いの現場
ちょうど歩くのに心地いい天気なので毎日のようにいろんな人が前を通り
いろんな人に話しかけられます。
この日も現場にいたらドイツ人の老夫婦がカタコトの日本語で話しかけてこられて、聞いたら日本の建築が好きで鎌倉に観光に来て、歩いていたら建設中のうちの現場を見つけられたよう。
玄関にだけ入れて差し上げたら
「ホントニ スバラシイ!!」と
目を輝かせて木組みと竹小舞を見ていらした。
なんかうれしいですね。
家の前に設置したパンフレットもどんどん減っていきます。
sota
鎌倉佐助は邸にて、フリースクールここだねの子どもたちとタケコマイ隊。初めての子も多かったようですが、それぞれ自分の居場所を見つけてしっかりと働いてくれました。
14時に退散しましたが、現場が急に静かになってさみしくなりました。子どもたちの役割は実際に手を動かすことだけではありません。その場所を明るく元気にしてくれるんだな、と改めて感じました。
タケコマイ隊の合言葉は「テンション高く」。一番体現してくれた人たちです。
鎌倉佐助は邸の屋根がほぼ仕上がってきました。達磨窯で燻した銀色が五月晴れの下で輝いています。しかも自分たちで夜を徹して焚いた結果だと思うと、言葉で言い表せないほどの感動と愛着。とにかく続けていきます。
鎌倉佐助は邸のカキシブ隊2日目。今日は昨日までのことを考えるととても寒かったですが、この時期はこんなもんなんでしょうね。また柿渋塗りはずっと歩いているようなものなので、塗り始めると案外寒さが気にならなかったです。
さて先週のカキシブ隊では大きな材寸の梁を塗り、順調に進んで3時のおやつの時間には塗り終わり、それに対して今日は垂木と土台。材木が積んである様子を見たらぜんぜん楽勝…、と思いきや、今回は屋根の形状が象徴的な家なのでした。細々とした部材も含めて、垂木が塗っても塗ってもなかなか進まず、やっと1回目塗り終わったのが午後2時半。今日は何時に終わるんだろう…と思いつつ、3時のおやつもいつもより短めにして、ちょうど6時頃作業を終えることができました。
垂木にはいつも騙されますが(笑)、今回は短めの部材が本数多くあったので、より手間がかかりました。干す場所もたくさん必要になりますしね。垂木から4寸角の土台に移行するときは、なんて塗るのが楽なんだ、と思ったくらいです。
とにかく、隣で刻んでいた大工が仕事を終える時間までに終わってよかった。達成感ハンパないです。