木配り中
自由の森学園への用事とともに、
すぐ近くの岡部材木店の土場に立ち寄り、
狛江か邸の刻みの様子を
見てきました。
すると柱の木配りをするために
ウマの上にヒノキの4寸角が
ずらりと並べていました。
美しい木目ばかりでしたが、
話をしていると
これらは「二軍」とのこと。
ホントに?
材木屋の気配りに
頭が下がるとともに、
「一軍」がどんななのか
期待が高まります。
狛江か邸にて。
午前中のラグビーの練習の後、
急いで狛江の現場へ。
今日は地鎮祭。
久しぶりに
東京都での仕事が
始まります。
「都」ですが、
ホントにここは
空が広くて
緑が豊かで
気持ちい場所。
地鎮祭の間も、
鳥や蝉が
大音量で音を
奏でてくれました。
狛江か邸にて。
先月捏ねた土を
捏ね返す作業を行いました。
先日は暑い日で
最後ガス欠な感じになってしまい、
もう少し練っておきたかったのと、
藁をもう少し足したかったためです。
とはいえ今日は、
雨が降ったり止んだりの
まさに梅雨らしいお天気、
別に雨が降っていても
作業はできるのですが、
体感が寒くなってしまうのと
やっぱりなんとなく
テンションが下がるので、
雨雲レーダーとにらめっこして
雨が上がりそうな3時頃から
作業を行うことにしました。
予報はばっちり当たり、
適度に曇って
身体を動かすには
ちょうどよい感じ。
おかげで少人数でしたが、
たくさん藁入れられたし、
かなりダマもつぶせたし、
さらによい
土になってくれると
思います。
約3時間の作業でしたが、
体幹フル活用したので、
今日もぐっすり
眠れそうです。
狛江か邸にて。
まさに初夏の陽気。
夏至近くのため
太陽が元気元気、
しかし時折通り抜ける
風が何とも爽やかで、
水を浴びれば
いい具合に身体が冷えて
泥をこねるには
ちょうどよいと言ってもいいくらいの
お天気でした。
とはいえ
今日の作業量は、
6立米。
私が機械ギライのため(笑)、
皆さんはその犠牲となって
人力で立ち向かわなければ
ならないのですが、
これまでの経験上、
6立米は人力だと一日で練れる
精いっぱいの量、
しかし今日も、
建主さんのご縁で
何名もの方が
お手伝いに来てくださり、
無事一日で
練りきることができました。
来てくださったのは、
建主さんのお友だちをはじめ、
実はきらくなたてものやに依頼を決める前に
相談されていた工務店の担当者や、
お住まいの土地探しに
誠心誠意ご協力してくださった
不動産屋さん、
建主さんの人徳で
普通‘ありえない’方々も
泥まみれになって
脚つってまでも
どっぷりと日が暮れるまで
力を貸してくださって、
本当に「ありがとう」に
満ち溢れた日となりました。
そして普段はどちらかというと
インドア派な感じの建主さんの子どもも、
泥まみれになって大ハッスル。
これまで
幼稚園から小学校低学年くらいの
年齢の子は、
泥の箱を見ると
怖がる子が圧倒的に多かったのですが、
意外、と言ったら
失礼かもしれませんが、
大はしゃぎで
泥の中で泳いでいました(笑)。
でも満面の笑みで
泥と戯れている姿を見て
私もとてもうれしくなりました。
家づくりの事始め、
この日の記憶が
遠い遠い将来、
何かに作用してくれれば。