幸福な時間
狭山こ邸にて。
明日お引越しだというのに、
建主さんがこれまで関わった職人たちを招いて
慰労会を開いてくれました。
建主さんの
希望に胸を膨らませた笑顔と
職人たちの
誇らしげな笑顔が入り混じり、
とても幸福な時間でした。
作るのに
とても時間はかかってしまったけど、
こうしてかかわった人たちが
みんな喜ぶ物語の終わり方で
本当によかったです。
その一方で、
ずっとこの現場にいた大工の
少し寂しい、という言葉も印象的で、
その気持ち、
本当によく分かります。
いつも自分がカギを締めて
現場をあとにしていのが、
もう勝手に
出入りできなくなりますからね(笑)。
とはいえ、
建主さんが働いている
とてもおいしいパンを買うことを口実に
その後の様子をうかがいに
立ち寄りたいと思います。