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2023年12月20日

藤岡の家。大屋根の瓦葺がほぼ終わりました。京花、軒先面戸など、瓦屋さんの家だけに、なかなか滅多に見られない瓦を使ってます。
そしてやはり、達磨窯で焼いた燻し瓦は本当に美しい。

京花の軒先。「京花」という名前もいいですね。
軒先面戸も瓦です。
角のある鬼瓦。
冬の夕陽を浴びる燻し瓦。本当に美しい。
2023年12月18日

二人一組

カテゴリー: 藤岡た邸

毎週月曜日は藤岡の家でタケコマイ隊。カキシブ隊でもほぼ毎回来てくれた建主さんのお友だち2名がきてくれました。
竹小舞の作業を初めて取り組んでいただく場合、必ず二人一組で行うようにしているのですが、午前中は戸惑いと緊張感のある背中、そして午後になると手が慣れてきて始まるたわいもない会話。その一日で二人が醸す一連の空気感がとても好きです。

2023年7月3日

契約

カテゴリー: 新築の仕事 藤岡た邸

藤岡た邸にて。

建主さん、大工が岡部材木店に集まって契約。使う木を改めて確認しつつ契約を行うのは、岡部材木店の構造材を使う場合の儀式です。

2023年6月23日

続く道筋

地鎮祭と泥コネの合間にみんなで社会見学。
何度見ても新たな発見がある達磨窯。灼熱の火を吹き込まれては土で息を吹き返し、会うたびに少しずつ表情を変えて、この窯は「生きている」と感じます。だからそこで焼かれた瓦も呼吸し、生きた顔をしている。そしてその「呼吸」により、屋根の下にいる私たちをあたたかくやわらかく守ってくれている。
そんな達磨窯も現在日本で唯2カ所、絶滅危惧種。確かに話を聞くたびに過酷な仕事です。だけどこのまま指を咥えていられません。何とか生き続けられる道筋を作りたいです。それかみんなで修行しますか。