大谷石が貼り上がる
鎌倉は邸にて。
早くも厨房脇の
大谷石貼りが
ほぼ完了しました。
目地がないので、
面全体で
大谷石の存在感が
際立ちます。
ここのところ
‘きらくなとそうや’です。
今回は鎌倉は邸で使う簓子を
約110本塗りました。
午後3時前から始めた、
というのもありますが、
このギザギザとした形状を塗るのに
最初かなり苦労して、
この調子でいくと
終わるのは午後9時になることを
覚悟してました。
しかし途中からコツをつかみ、
また見かねた材木屋が
1時間ほど手伝ってくれて、
午後7時に終わることができました。
作業終わり次第、
山梨に向かわねばならなかったので、
手伝ってくれて
本当に助かりました。
もうちょい
早よ来ればよかったんですけどね。
しばらく留守にするので
あれこれしてたら
この時間になってしまいました。
いずれにしても
このご恩は別のかたちで。
ご恩の巡る
現場にしていきたいです。
鎌倉は邸にて。
同じ鎌倉の
山根湯を皮切りに
使い始めたきらくな網戸、
最近これを使わない家は
ないのではないでしょうか。
例外なくこの家でも
たくさん使われています。
夜間に安心して
風を通せる、
簾代わりになる、
実は冬も
あったかい感じがする、
という機能面ではなく、
この格子の表情が
好きなので、
大工がせかせかと
働いている横で、
意味もなく
閉めてみました(笑)。
あえて言えば、
操作確認でしょうか。
きちんと順調に
動いてくれました。