お辞儀しあうサクラとたてもの
鎌倉佐助い邸にて。
元々生えていた
庭木をかいくぐって
たてものを配置したのですが、
さらに頭上でも
幹や枝をよけて
屋根の形状を
調整しています。
なんだか
サクラとたてものが
お互いに深々と
お辞儀しあっている
ようにも見えます。
鎌倉佐助い邸にて。
元々生えていた
庭木をかいくぐって
たてものを配置したのですが、
さらに頭上でも
幹や枝をよけて
屋根の形状を
調整しています。
なんだか
サクラとたてものが
お互いに深々と
お辞儀しあっている
ようにも見えます。
鎌倉佐助い邸にて。
大工の刻みと
柿渋塗りが
無事先月末に終わり、
先週末建前を
予定していたのですが、
今年はいかにも
梅雨らしいお天気で
二度にわたる延期。
ようやく今日
三度目の正直で
建前にこぎつけました。
お昼前までに
棟が上がり、
お天気もお昼までは
薄日が射すほど。
順調順調、
と油断していたら
まさかの
雨ざあざあ。
どうなることやらと
思いましたが、
夕方には
止んでくれて
野地板まで
張ることができました。
まだ梅雨空が
続きそうなので
とりあえず今日で
屋根が閉じれてよかったです。
雨のおかげで
心なしか緑は元気。
桜の木に合わせた
屋根のかたち。
無事野地板まで
張り終えました。
鎌倉佐助い邸にて。
約1年ぶりにカキシブ隊。
色付けや
様々な機能を高めるために
柿渋を塗るというだけではなく、
その作業の特質から
住まい手の愛を注ぐ作業。
身体への負荷もほどよく、
大好きな作業の一つです。
今日は建主さんの女性陣三世代に加え、
お母さまの妹、つまり伯母さんも
来てくれました。
子どものAちゃんは
小学2年生。
その年代の子どもは
遊ぶことに目が行きがちですが、
なんと最初から最後まで
熱心に作業してくれました。
作業の合間、
「学校で図工好き?」と聞いたら、
満面の笑みで「うん!」との答え。
竹小舞をはじめとする
今後も続く建主さん主体の作業が
楽しみになってきました。
そんなAちゃんのがんばりもあって
無事夕方5時に全ての作業が完了。
明るいうちに
帰路につけてよかったです。
鎌倉佐助い邸にて。
基礎工事が完了。
今日は水道屋が入って
外部の設備配管時工事です。
私はサクラとモミジを
改めて身体検査。
彼らに影響がないように
軒の出を調整します。
鎌倉佐助い邸にて。
五月晴れの今日、
地鎮祭。
約一年かけて
打ち合わせを進めてきて
ようやくここで
物語が始まります。
既にあるお住まいの庭先の
木々に囲まれた場所で
約7坪の小屋を作ります。
その関係もあって
四方の竹と結界の縄は
省略しました。
神主さんの準備が終わり、
さあ地鎮祭を始めようとする頃、
近所の男の子が
庭の中に飛び込んできて
急きょ式に
参列してくれました。
それだけではなく、
最近ここへ来るたびに
コロナの影響で
時間を持て余している
子どもたちが
誰んちとか関係なく
遊びまわる声が
響いていて、
自分たちの
「境界」がなかった
子ども時代のことを
思い出しました。
いいなあ
あたたかくてほっとする
地縁の関係。
ここの小屋づくりは、
この関係を深めてくれる
できごとの一つと
なりそうです。