下地窓完成
鎌倉山崎お邸にて。
煤竹による
欄間の下地窓ができあがりました。
建主さんと左官屋さんの
共同作品です。
先週に引き続き、
今週火曜日も飯能の岡部材木店に来て、
外壁に張る板を塗りました。
今日のノルマは50坪、250枚。
始める前は後ずさりするほど
たくさんに感じたのですが、
今日も4人の方々に応援いただき、
建主さんと私を含めて6人で作業、
後片付けも含めて午後5時前には
終わらせることができました。
皆さま、ありがとうございました!
さて今日応援いただいた方の中に
ウズベキスタン人の方がいました。
彼はものすごく働き者で、
気さくによくしゃべり、
終わる頃にはすっかり仲良くなりました。
彼から祖国のことなどを聞いたり、
また彼自身の人柄もあって
正直あまりよく知らなかった
ウズベキスタンという国が
すっかり大好きになってしまいました。
ここ最近、
安全保障のことなどを考えた時に、
「国」って一体なんだろう、
と考えていました。
しかし今日彼に出会って、
望むと望まざるとににかかわらず、
国は自分自身に宿るのだ、
と思いました。
仮に自分自身が外国に旅に出た時に、
その国の人たちは
たまたま出会った私の立ち振る舞いを
日本そのものだと捉える。
普段外国の方と接する機会がほとんどなく、
まして現在外国に旅する機会のない、
「井の中の蛙」な私にとっては、
新鮮な感覚でした。
自分自身が「日本」なのだとすれば、
しっかりと平和を
伝えていきたいと思います。
今日のお昼は
川のほとりの檪庵。
このアーモンドとレーズンが
とてもおいしかったです。
鎌倉山崎お邸にて。
階段ができあがりました。
これで格段に
2階へ行きやすくなりました。
荒壁仕上げなので、
竹小舞と階段が同居するという
ある意味で珍しい光景です。
今日は山崎お邸の竹小舞かき隊。
「隊」と申しましても、
午前中にご家族が1組来てくださった以外は、
建主さんと私のみ。
今日は平日ですが、
先日建主さんに
新たなお子さんが産まれたため、
ダンナさんが8月いっぱいまで
育児休暇をとったとのことで、
平日も作業できるようになりました。
奥様にとってはもちろんのこと、
竹小舞かき隊としても
たいへんありがたいことです。
確かに考えてみれば、
育児休暇に男も女もないですからね、
自分も少しでも
活用すればよかったです。
しかしこうして
女も男も関係なく
大事に大事に子どもを
育てていこうという考えが
増えてきたことは
とてもよいことですね。
大事に大事に、
育てていきましょう。
さて今日は、
小屋裏部分の壁を
進めました。
足元が悪い場所でしたが、
もはやベテランの域に達した建主さん、
始まりは10時からと、
少々遅めの開始時間でしたが、
夕方までに5枚の壁を
完成させることができました。
この調子で、
平日にあと丸一日作業すれば、
「上がり」になりそうです。
【今日の教訓】
この季節の夕方、
西側の壁は作業してはいけない。
まぶしかったー(笑)。