ここは山奥?
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影:畑拓さん)
(たぶん)ドローンで
撮ってくださった
南東から見下ろした景色。
鎌倉のまちなか
というよりは、
山奥にぽつりと立つ
家のようです。
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影:畑拓さん)
東西南面に面した窓は、
全て同じ間隔で
横桟が入っています。
自宅をはじめ、
たまにやることなのですが、
窓全体のプロポーションが
ととのうだけではなく、
向こうに見える風景が
切り取られることにより、
風景がより際だって
見えるような気がします。
レーモンドが設計した
日光のイタリア大使館を
見学しに行った時も、
同じように感じました。
横桟を入れる時に
すごく気を使うのは、
割付と横桟の見付寸法。
少なすぎると
間延びして感じるし、
多すぎると、
うるさいし、
また細すぎると
邪魔に感じるし、
太すぎると
野暮ったいし、
施工性も確認しつつ、
ちょうどよいのは
どこにあるのか、
探す旅が
続くことになります。
鎌倉浄明寺は邸の
竣工写真シリーズ。
(撮影;畑拓さん)
洗面所は、
北側の森を存分に眺めながら
歯を磨けるようになっています。
洗面ボウルは
シンプルな形状の銅ですが、
これが陶器だったとしても
水栓は
よくある混合栓ではなく
壁出しの単水栓、
今は給湯器が優秀で
水栓側で温度調節することなんて
滅多にないので、
単水栓で十分。
そして操作部が
ボウルの上に来るように、
胴長のタイプの水栓を選択。
これがきらくなたてものやの
洗面所の基本構成その1。
天板の木に少しでも
水が掛からないように
するためです。
そういえば銅は、
素材表面で
ウィルスの生存時間が
短いようですね。
ウィルスだけではなく他の菌も
長く生きていられないためか、
ぬめりが少ない気がします。