光の鍵盤
冬休み
畳腰掛け
足鳴らす
椹に伸びる
光の鍵盤
(撮影:畑拓)
吹き抜けに設ける
キャットウォークは、
よりたくさんの光が
階下に降りるよう、
格子状に作ることが
多いのですが、
下の床には格子の影で
鍵盤上の光が映ります。
とくに冬場は、
陽が家の奥深くまで
射し込むので、
長い長い鍵盤になります。
住む人の
数だけ埋まる敷瓦
‘ただいま’の順
靴並ぶ朝
(撮影:畑拓)
玄関土間の仕上げは、
モルタルなのですが、
無機質な表情の中に、
表情豊かな達磨窯で焼いた敷瓦を
5枚埋め込みました。
建主さんのご家族の人数に
合わせて5枚、です。
お住まいになっている皆さんが
敷瓦の位置に合わせて、
自分の靴を並べている光景を
想像したりしています。
茅ヶ崎は邸にて。
お引っ越し前に、
ほぼ完成した家の夜景を撮影(その2)。
居間から吹抜けを見上げると、
階段上にある
上に向けた照明器具のおかげで、
越屋根を交えた小屋組みが
よく見えます。