みんなであげる
海老名た邸の建前にて。
私たちの建前には、
大工衆だけではなく、
よく他の職種の人たちも
参加してくださいます。
その中でほぼ皆勤賞は、
水道屋の森田さん。
誰よりも叩き、
誰よりも声を出し、
本当になくては
ならない存在。
多分傍から見ている人は、
あの人は水道屋だと
思わないでしょう(笑)。
みんなできらくなたてものやを
支え合っています。
春の嵐から一夜明けた今日、
空にはまだたくさんの雲が
かかっておりましたが、
海老名た邸のカキシブ隊を敢行。
今日は柱と面戸を
塗りました。
お昼前までは
雨がガマンしてくれていましたが、
お昼過ぎはこらえきれずに
シトシト降ってきました。
小屋の内部で
作業するしかありませんでしたが、
今日もたくさんの人たちの
応援をいただいて、
おやつの時間には全て
塗りきることができました。
皆さん、
ありがとうございます!
ということで
今日の参加者は、
建主さん2名、
日野から‘い’さん、
茅ヶ崎から‘な’さん、
逗子から‘こ’さん一家4名と、
‘そ’くん、
そしてきらくなたてものやから
3名。
合計12名。
最近の傾向として、
子どもたちがよく
来てくれるのですが、
本当に一生懸命、
仕事をしてくれます。
そればかりか、
自分の居場所を見つけた!
という感じといいましょうか、
輝いてすらみえます。
子どもたちを
キラキラさせる。
これがものづくりが本来持つ、
魔法のような気がしています。
いずれにせよ、
本当にありがとう!
雪に包まれカキシブ隊にて。
今日は4人の子どもたちが来てくれて、
にぎやかなBGMを提供するとともに、
長い時間しっかり働いて
帰っていきました。
この子たちが将来、
たとえ木と土の家を建てることがなくても、
たとえ建築職人の道を選ばずとも、
今日みんなで力を合わせ、
大工が仕事している横で、
手を動かしたというできごとが
そういえば楽しかったな、と、
記憶のかすかな一片を
これからずっと持ち続けてくれれば、
「文化の種蒔き屋」として
役割を果たすことができたのかな、
と思います。
将来どのような花が咲くかは
分かりません。
しかし皆さんに支えられて、
「文化の種蒔き屋」を
地道に続けていくのみ。
そしてその取り組みを
あたたかく見守ってくださる
建主さんに感謝!です。
今日は海老名た邸のカキシブ隊。
実は2月8日に
予定していたのですが、
例の大雪で本日に延期。
二度の大雪を経て、
しばらくお天気が続いていたものの、
今日作業をした
厚木の吉岡木材さんに来てみると、
まだ雪景色でした。
今回の雪が
相当深かったことを
物語っています。
さて今日の参加者は、
平日にもかかわらず
にぎやかでした。
建主さん2名をはじめ、
日野から
いつもありがとうございます!の
‘い’さん、
藤沢から、
元気な子どもたちを
連れてきてくれた‘い’さん、
そしてきらくなたてものやから3名。
今日は2階床梁と
小屋梁の一部を
塗りきることができました。
けっこうたくさんあったので、
終わるかな…、と思っていたのですが、
子どもたちも楽しみつつ、
だいぶがんばってくれたおかげです。
海老名た邸の分は、
次回3月14日(金)の予定です。
昨日は低気圧が二つ居座り、
何かと不安定なお天気でしたが、
今日は雲の合間から
太陽が時折顔を覗かせるようなお天気、
地面は濡れていましたが、
雨にたたられることなく、
無事カキシブ隊の任務を
遂行することができました。
じっとしていたら
寒い日でしたが、
柿渋塗りのような軽作業でも、
一日身体を動かしていれば、
ほとんど気にならず。
冬温かく過ごす術の一つは、
やはり身体を動かすことですね。
また今回は、
半年以上ぶりのカキシブ隊、
懐かしささえ感じるほどでしたが、
柿渋を塗っている時の
木に愛情を注ぎこむような姿と
作業の時の穏やかな空気感は、
やっぱりいいなあと思いました。
さて今日は建主さんご夫妻と
きらくなたてものやから3名、
そして、
いつも本当にありがとうございます、
日野の‘い’さん、
お仕事の合間を縫って
来てくださった‘い’さん、
鎌倉エネルギーカフェにも
毎回来てくださっている‘い’さん、
と、今日お手伝いいただいた三名の方々は、
偶然全員「い」から始まるお名前でした。
いずれにしても、
本当にありがたいことです。
こうして合計8名いたので、
土台・大引と垂木、
上屋の棟木と母屋全て、
約60本の木を塗ることができました。