小舞い始める
今日からいよいよ、
竹小舞作業が始まりました。
作業は
左官屋さんの指導を仰ぎながら、
基本的には全て、
建て主さんが行うことになっています。
今日もお友だちを何人か連れて、
着々と作業が進んでいました。
皆さん、のみこみが早いです!
午前10時半過ぎ、上棟!
棟木は、建主さんも叩きました。
垂木も付け終わり、
大工仕事が一段落したところで、
2階に祭壇を作り、
上棟の儀式。
棟梁が祝詞をあげ、
そのあと一人ひとり、
祭壇に榊の葉を捧げました。
上棟のあとは、お祝い。
近所の子どもたちが
現場にたくさん集まって、
もちつきをしたり、
もちを撒いたり、
それはそれは、
まさにお祭りのような
雰囲気。
夕暮れとなり、
近所の子どもたちやお母さんたちは、
ここで家路に。
その代わり、
棟上作業に関わった大工と
これから現場に入る職人たちが
集結し、上棟祝いの宴。
昼過ぎから料理人が現場で用意した料理と、
天然酵母で丹念に醸造したお酒とで、
宴を楽しみました。
今日は午後から、
しんしんと雪が
降り続けていました。
雪の上棟祝いは
初めてのできごと。
幻想的な光景でした。
天気予報通りといえば
天気予報通りで、
寒いことは覚悟していたのですが、
不思議なことに、
かえって雲一つない日だった
昨日の夕方より、
あたたかく感じました。
そしてやはり、
火はあたたかいですね。
雪の降りしきる寒い夜、
火を見ると、
救われた気分になります。
ほんとうはもっとゆっくり
居たかったのですが、
あまりゆっくりしていると、
車が身動きとれなくなりそうだったので、
夜9時前、現場をあとにしました。
梅雨の間とは思えないほど
いい天気に恵まれた今日、
家づくりに使う荒壁土を
建て主さんとその仲間たちとで
仕込みました。
子どもたちを含めて20名ほどいたでしょうか、
この作業は体力的にたいへんだけど、
こうしておおぜいでやると楽しい!
作業の要領は、
粘土と藁と水を加え、
耕運機と足でよくかき混ぜ、
(約2名、とても気持ちよさそうな人がいます。)
できあがり!
6立米分ありましたが、
左官屋の加藤さんにご指導いただき、
順調に作業が進みました。
ありがとうございます!
またお昼とおやつは、
青空のもと、
タイカレー、おにぎり、すいとん…
参加された方々が用意してくださった、
盛りだくさんのおいしい料理!
こうした共同作業の醍醐味です。
・・・・・
作業終了後、
私は近くの温泉に入って
帰路につきました。
たくさん身体を動かしたためでしょう、
帰り道とても眠くなって、
途中見つけたコンビニの駐車場に車を停め、
3時間ばかり眠りこけてしまいました。
せめて30分程度仮眠…、
と思って眠ったのですが、
起きると辺りが真っ暗でビックリ!
しかも起きたのは、
仕事の電話が鳴ったからなのですが、
電話がなければそのままそこで、
朝を迎えたかもしれません…
週末行う泥コネの作業用に、
深谷のフカネンさんから現場へ
粘土が運ばれました。
そして建主さんと、
作業の進め方について下打ち合わせ。
建て主さんとその仲間たち、
大ぜいで泥をコネる予定です。
楽しみだなー。
ところでやって来た粘土は、
キメが細かく、
またダマや砂利が少ない、
とてもいい粘土です。
いい粘土なので、
粘土の里を見学した先週に引き続き、
懲りもせずまた、
2ヶの泥団子を作りました。
触り心地がいいから、
仕方ない!
今回はせともので丹念に撫で、
ご覧のとおり光る泥団子に。
机の上の皿に置いておいたら、
チョコと間違えて
手に取りそうになりました(笑)