階段の壁はサワラ
階段の壁の
外廻りの部分は
サワラの板貼りです。
今回3階建てなので、
筋交いがたすきに入ることが多く、
その場合は下地が
竹小舞のうえに塗った土壁とはいえ、
板を貼ってしまったほうが
納まりがいいのです。
階段だと昇り降りの間、
寄りかかれますしね。
壁に板を貼ると、
「山小屋」風になりがちですが、
サワラの板は、
白味を帯びたおとなしい色なので、
目にやさしい感じがします。
外壁の板貼りが終わり、
大工は再び、
室内の造作工事です。
4層分ある階段の取付も
再開しました。
現在第四コーナー、
3階から屋上に向かう
階段を作っています。
居間に置く食卓の
素材を決めるために、
建主さんと岡部材木店に。
ここは私が板材や構造材で
お世話になっている材木屋ですが、
食卓になりそうな
厚くて幅の広い板も
数多く在庫していて、
自分が使わないとしても、
見ているだけで楽しい場所です。
建主さんと材木屋と、
ああでもないこうでもないと
数ある板たちを前に
小一時間ほど話し合いながら、
辿り着いたのはナラの天板。
イメージに目の前の素材が
バチッとはまり、
これと決まった瞬間が
何とも気持ちいいですね。
これを耳付きのまま
きれいに仕上げ、
鉄の脚を付けて、
来月半ばに納品予定です。
楽しみー。
古代色に塗られたスギ板が
外壁に貼られ始めました。
まずは階段室から。
建主さんたちと一緒に塗った古代色が
なかなかいい感じで、
早くも全体像が楽しみです。
今日は祝日ですが、
葉山の現場は仕事。
大工も左官屋も
元気に出勤です。
ここはピスカリアの
すぐ近く、
あー、食べたいー!
ちょっとした用事で
寄ることは寄ったのですが(笑)
昨日いろいろたいへんだった
葉山と邸も、
今日は何事もなかったように…、
というわけにもいきませんが、
一転現場は
穏やかな陽の光と潮風、
職人たちは仕事を
前へ前へと
進めることができました。
中塗り進行中。
書斎の背面収納。
天板はクリです。
壁は中塗りと石膏ボード。
あとは仕上げを待つのみです。
今日は秋の陽の光が
とても心地よいです。
葉山と邸にて。
この家の間仕切り壁は、
これまで木ずりを
打つことが多かったのですが、
今回は諸々の関係で石膏ボード。
一昨日ボードを納品したのに、
あっという間に壁の下地が
できていきます。
やはり早いですね。
間仕切り壁ができると、
ますます空間の様子が
分かるようになっていきます。