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2008年8月20日

窓入る

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


アルミの窓が
取り付けられました。

木と土の空間の中で、
機能性の割に
価格が合理的なアルミの窓を
どう納め、どう見せるかが、
私たちにとって
工夫のしどころの一つです。

荒壁土も、
おおかた乾いてきました。

2008年8月8日

泥がちぢむ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


泥塗りから
約1週間、

乾き始めて、
ひびが入り、
縮み始めました。

2008年8月5日

仕方ないので(苦笑)

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


今日、役所の中間検査。
(主に構造を確認する検査です)
無事終了しました。

今回その検査に先立ち、
仕方ないので、
といういい方も少し変ですが、
久しぶりに筋かいというものを
取り付けました。

いやあ、懐かしささえ覚えるほど(笑)
久しぶりに見ました。

去年までは、
限界耐力計算という方法で、
手刻みの木組みと土壁の家の
構造を評価する流れが
私の中でできつつあり、

この方法ですと、
よっぽどカゲキな家でなければ、
筋かいがなくても、
通し貫と差鴨居と土壁だけで十分、
必要な耐力を得ることができたのですが、

しかし、
去年6月の建築基準法改正以来、
詳しい理由はまたの機会に譲るとして、
限界耐力計算という方法が
事実上不可能となり、

その結果どうしても今、
1棟あたり数本ですが
筋かいを入れざるを得ないのです。

そればかりではなく、
一事が万事‘法’に振り回され、
その影響で社会的にも個人的にも、
余計な負担が増えている感があります。

さらにこの流れでは本当に、
ゲンバでなくツクエの上ばかりで物事が進み、
モノ作りの喜びを感じえない、
‘去勢された’家が大勢を占める
危惧さえ感じます。

今目の前の仕事に関しては、
今ある法律に則るしかありませんが、
しかしそれを‘仕方ない’で終わらせず、
自分たちの取り組みを
冷静に評価する一方で、
おかしいと思うことについては、
それを変えていきたいですね!

幸い、同志たちが
動き始めています!

2008年8月3日

ムニュ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

泥塗りを
裏から見たところ。

つい指で
つつきたくなります。

2008年8月2日

想いを家に刻む

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

今日は一日、
建主の‘ほ’さんが
一家揃って現場に。

お母さんとお父さんは、
居間の壁の竹小舞かき、

子どもたちは鏝を借りて、
左官屋さんの手ほどきのもと、
無我夢中で泥を塗りました。

左官屋の湯田工業の皆さんの
面倒見がよくて、
子どもたちはとても
楽しそうでした。

そして塗り終わったあと、
手形と日付と
自分の名前を
壁に刻みました。

玄関のこの壁を見るたび、
今日のことを、
思い出してくれるに
ちがいありません。

2008年8月1日

泥登場

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

上棟から約3週間経過、
美しい竹小舞が
早くもほぼ完了し、

そして今日、
10時頃現場に行くと、
4月に仕込んだ泥登場。

藁を足し、泥が竹の間に、
詰められ始めていきました。

2008年7月30日

竹小舞佳境

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


竹小舞作業が
佳境です。

この状態で床貼って、
夏の間暮らしてみたいと
いつも思います。

2008年7月24日

小舞始まる

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


間渡し竹が
取り付けられ始めました。

現場は、
大工、左官屋、屋根屋、電気屋…
と、早くもとてもニギヤカです。

瓦が来た

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


今朝、五十嵐さんの瓦
現場に届きました。

私は立ち会えなかったのですが、
五十嵐さんが藤岡から直々にいらして、
瓦を運んでいただいたようです。

屋根のほうは昨日、
二分三厘の流れ桟と
六分の瓦桟が取り付けられていたので、

今日は早速、
屋根屋の金子さんの手で
ひたすら瓦を屋根に上げ、

まず南面の軒先(一番低い部分)と
ケラバ(両脇の部分)から
瓦が据え付けられていきました。

それにしても
屋根の上は暑いです。
屋根屋の金子さん、
麦わら帽子をかぶっての作業、
本当におつかれさまです。

2008年7月22日

篠と棕櫚

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

篠竹と

棕櫚縄。

いよいよ明日から、
竹小舞かきです。