見えてきた
夕方現場に行くと、
2階の養生が
はがされていました。
半年以上
動き続けてきた現場、
徐々に完成の日が
見えてきました。
・・・・・
ボランティアの力で柿渋を塗り、
小舞をかき、杉板を焼いた
鎌倉か邸が、足かけ約10ヵ月、
ついに今月下旬に竣工します。
(外構工事等一部残)
そこで、建主さんのご好意で、
以下の要領でお引越し直前に
完成見学会を行う運びとなりました。
神奈川県産材による
旋律を意識した木組み、
煤を油で塗り固めた
焼杉板の外観、
竹小舞を下地とする
紅色と黄色の土壁、
その他様々、
伝統の技が織りなす現代の空間を
ぜひ体感していただければと思います。
またこの家は、
少し開いたL字型で庭を囲む
二世帯住宅となっております。
なお、見学会は、
恐れ入りますが、
予約制とさせていただきます。
お越しの際は、
当方からの連絡事項もございますので、
お手数をおかけいたしますが、
以下のアドレスまで
・人数
・お越しになるお時間
・説明会(後述)の参加の有無
を添えて、
4/21(水)までにご連絡ください。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
●●●見学会開催要領
■日時
平成22年4月24日(土)
13:30〜16:00
なお以下の時間、現地にて、
設計趣旨や家づくりの経緯等について、
14:00より1時間程度、説明会を行います。
■場所
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎
詳細については、
ご参加のご連絡をいただいた方に、
個別にご連絡させていただきます。
■参加費
無料
それでは皆様、
ご検討のほど何卒よろしくお願いします。
左官で仕上げた壁は、
1〜2週間かけて、
ゆっくりと乾いていきます。
乾く過程で生じる
斑模様。
工事の途中ならではの
状態ですが、
グラデーションが
きれいなので、
このまま取っておきたいような
気もします。
鎌倉か邸の
窓上端の板金は銅。
心なしか
ここは海に近いからか、
銅の色が当初の妖しい輝きから
赤銅色へと落ち着くのが
早いような気がします。