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2010年3月5日

わかめのれん

カテゴリー: 鎌倉か邸


所用で現場へ行くと、
玄関先の足場に
暖簾のように
ワカメがぶら下がっていました。

この現場は海が近いので、
大工が休み時間の間、
海辺でわかめを
拾ってきたようです。

今日はあたたかく、
至るところで
春の香りがしますね。

2010年3月3日

現場が賑やかに

カテゴリー: 鎌倉か邸


先週まで大工が加工のため、
地元に戻っていて、
現場は静まりかえっていたのですが、

今日は加工された材を
仕上げるため、
建主さんのお友だちや
きらくなたてものやの所員、
はたまた板金屋が
ボランティアで駆けつけてくれ、
その結果大工を含めて
最大11名が現場に集まり、
活気に溢れた現場となりました。

作業内容は、
サッシの外部側に取り付ける
木枠の柿渋塗りと、

外壁の出隅、入隅材の
焼杉加工。

細々とした材は、
かえって手間がかかるもので、
仕上げるべき材の量を見たときは、
これはもしかしたら
数日かかるかもしれない、
と思いましたが、
この人海戦術で、
全て一日で
終わらせることができました!

今週晴れる日が
今日しかないようなので、
実にすばらしい!

皆さん、
ありがとうございました。

2010年2月26日

階段できる

カテゴリー: 鎌倉か邸


今日現場へ
届け物があったので、
行ってみると、
階段ができてました。

当たり前ですが、
階段ができると、
2階に行くのが
飛躍的に楽になりますね。

ここの階段は、
北側に位置していますが、
光の入る量が多いので、
明るい空間です。

荒壁土がいい感じで
光に照らされています。

2010年2月21日

春寒の焼杉隊 最終日

カテゴリー: 鎌倉か邸

連日飯能で焼杉隊。
ですので昨晩、
飯能の大工の作業場に泊まりました。

しかしここは寒い!

寒冷地用の寝袋に包まって寝ましたが、
それでも冷蔵庫の中に居るようで、
寒さが骨の髄まで身に沁みました。

朝外に出てみると、
昨日焼いた板の上に霜が。
そりゃ寒いはずです。

9時前になると、
ぼちぼち人が集まってきました。
人が来ると、温かくなるなあ(笑)

今日は建主さん一家も参加、
そして近所に住む
建主さんの奥さんの妹一家にも
来ていただきました。

また、昨日から引き続き、
秩父からKさん、日野からIさん、
大和からHさん、
きらくなたてものやから2名、

ということで今日も、
参加者数は昨日と同じくらい
集まっていただきました。

焼杉隊、夫婦でバーナーを手にして
焼き作業の共演。

お二人とも、
これまで数多く重ねた
自主施工の成果か、
すぐに要領を呑み込み、
なかなか上手に焼いていました。

そして今日夕方、
予定通り全て作業は完了!
すばらしい!

下の写真は、
この三日間の作業の成果の全て。

みんなの手がかかった
板は美しく、
早くも現場で貼られた姿が
楽しみです。

せっかくですから、
作業に関わった方々にも、
ぜひ見てもらいたいですね。

2010年2月20日

春寒の焼杉隊 二日目

カテゴリー: 鎌倉か邸

春寒の焼杉隊、
今日は二日目。

昨日はきらくなたてものやの
所員だけでしたが、
今日は、
町田からKさんとKさんのお友だち、
秩父からこちらもKさん、
日野からIさん、
大和からHさん、
そしてきらくなたてものやから2名、
合計7名の作業でした。

作業内容は、
焼いて焼いて、

そのあと油を塗って、

乾かして、

軽く拭き取って完成!

油は桐油と亜麻仁油を
半々に混ぜたもの。
塗っていると何ともいえぬ
‘おいしそうな’香り。

仕上がりも、
焼杉の風合いを残しつつ、
かといって焼杉の
野趣溢れる感じというよりは、
しっとりと上品な黒色になります。

そして何より、
作業効率が高いのがいい!

今日は皆さんが
よく働いてくれたこともあって、

3mの板112枚、
4mの板65枚を焼き、

2mの板150枚と、
3mの板112枚が仕上がりました。

ありがとうございます!

そして夜、
日中ひたすら、
焼き仕事に関わっていた私は、
作業を終えてゆっくり風呂に入った後、
飯能の街なかの
焼肉屋に繰り出したのでした。

2010年2月19日

春寒の焼杉隊始まる

カテゴリー: 鎌倉か邸


今日は二十四節気で雨水。

温かくなり始め、
空から降るものが
雪から雨に変わる頃だから、
「雨水」なのだそうですが、
寒い!

しかも今日は、
鎌倉から北へ北へ
進んだ日ですから、
余計に寒さが
身に沁みました。

そんな寒い今日、
炎を上げて、焼杉作業。

炎のおかげで
作業している間は、
汗をかくほどで、
寒い日には、
ちょうどよい仕事かもしれません。

今日から連続3日間、
58坪分の板を焼き、
油を塗る予定です。

お天気もよさそうで
よかった!

2010年2月13日

紅色の土塗り始まる

カテゴリー: 鎌倉か邸


鎌倉く邸から始まり、
藤沢む邸、海老名せ邸でも塗った
仄かに紅い土壁が
ここでも採用。

人気ありますね。

元気にさせてくれる
色だからでしょうか。

ここではスサを多めに入れて、
ざっくり塗っています。

2010年2月5日

木ずり下地

カテゴリー: 鎌倉か邸


2階の間仕切り壁は、
一部木ずり下地。

費用が安いということもありますが、
2階の荷重の軽量化を
図る目的もあります。

この下地は、
簡単なようで意外と
奥が深いです。

下地だけど
直接土が触れるだけに、
材料がいい加減だと暴れるし、
木ずりの間隔も、
土が食いつくのに
適切な寸法とする
必要があります。

取り付けるのに
少々手間はかかりますが、
石膏ボードのように
余った材料の処分費が
原則としてかかりませんからね、
それが何よりもうれしいです。

2010年2月4日

造作佳境

カテゴリー: 鎌倉か邸


壁の貫伏、斑直しが
進む一方で、
大工の造作工事も佳境。

昨日はこの家で
最も難易度の高い部分に
取り組んでいました。

外壁が敷地の形状に沿って
約106°に折れ曲がっており、
その部分のそれぞれの面に
サッシと引込障子が取り付くので、
敷居・鴨居等の造作が
複雑なことになります。

2010年2月1日

下地窓の下地

カテゴリー: 鎌倉か邸


和室に続く欄間部の壁に
竹小舞が一部顔を覗かせる
下地窓を仕込むことになりました。

貫を利用して
鴨居が垂れないように補強したのち、
竹小舞をかいて
土を塗っていきます。

今回は横に細長い下地窓になるので、
縦方向にのみ
竹が並ぶようにしました。